沖縄観光は車なしでも楽しめる?車以外の移動手段やモデルコースについてご紹介
2024/08/23
沖縄観光を計画する際、レンタカーを利用しようと考えている方も多いかもしれません。しかし、沖縄では車がなくても観光を十分楽しめるのです。車以外の交通手段も多彩に揃っているため、普段はレンタカーを利用している方も、今回は車なしの旅行を検討してみてはいかがでしょうか?この記事では、車を使わない移動手段やおすすめの観光モデルコースをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
沖縄観光は車なしだときつい?
沖縄は広大なので、本島だけではなく離島に行く場合は特に車が必要だと感じるでしょう。東京や大阪など大都市に比べると、観光スポット同士の距離も比較的離れているため、観光の時間が限られている場合も車が便利です。とはいえ、そもそも免許を持っていない方やペーパードライバーの方、自分の運転に自信がない方は不安ですよね。そのような方も、安心してください!車なしでも沖縄観光はできます。
沖縄観光は車なしにするメリット
車なしで沖縄観光を行う場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?レンタカーを借りずにモノレールやバスといった公共交通機関を利用することで、多くのメリットを感じられるでしょう。
運転の必要なし!
家族や仲間内との旅行でレンタカーを借りる場合「誰が運転するか?」は最大の問題点となります。運転好きな方が入れば安心ですが、そもそも運転免許を持っていなかったり運転が得意ではない場合は、レンタカーを借りることに不安を持ってしまうでしょう。また、慣れない旅行先での運転はストレスや疲れにもつながります。沖縄は細い道や勾配道も多く、通勤時間帯にはバスレーン規制や中央線が変わる道路など、独自の交通ルールもあるので運転慣れしていないと難しいでしょう。その点モノレールやシャトルバス、観光タクシーであればそのような不安もないので安心して観光が可能です。
駐車場の心配なし!
車であれば基本どこでも移動できますが、同時に駐車場の有無にも気を遣わなければなりません。沖縄は駐車場がない店舗も多くあります。また週末の繁華街では駐車場が満車になることもあるので、駐車場探しで時間が潰れてしまう可能性すらあるのです。ホテルによっては宿泊する際に駐車場を予約しなければならなかったり、駐車料金がかかる場合もあります。レンタカーなしの観光であれば、このような手間や時間も必要ありません。
みんなでお酒を楽しめる!
特に沖縄は泡盛をはじめとしたお酒が豊富にあるので、お昼から飲みたい!と計画している方も多いのではないでしょうか。レンタカーであれば運転手だけ飲めない、といった寂しい構図が生まれてしまいますが、車なしの観光であればみんなでお酒を楽しめます。泡盛酒造所やビール工場での試飲、ビーチでビールを片手に飲むといった非日常感も味わえますよ。
車以外のおすすめ移動手段
ここでは、沖縄観光で車以外のおすすめ移動手段をご紹介します。レンタカーなしでも楽しい観光をしましょう!
ゆいレール
ゆいレールは沖縄県内で唯一の鉄道です。ゆいレールは那覇空港ターミナルから直結しているので、空港に到着してすぐに移動ができます。国際通りや首里城など定番の観光スポットを効率よく巡れますよ。沖縄は車社会なので、時間帯によっては渋滞が起こってしまいます。その点ゆいレールであれば渋滞に巻き込まれる心配もないので、時間ロスの心配もありません。
バス
バスといっても空港送迎リムジンバスや観光バス、路線バスなど様々な種類があります。定番の観光スポットを巡るなら観光バス、自由気ままに巡るなら路線バスなど、目的や用途に合わせた利用ができます。特に路線バスは地元民も利用するため、ローカル感を味わいたい時におすすめですよ。空港リムジンバスであればホテルに直行できたり、シャトルバスであれば目的地まで直行で行けるといったメリットもあります。
レンタルサイクル
近場を巡る際に便利なのがレンタルサイクルです。機動性の高い自転車も増えてきており、少し遠い場所でも快適な移動ができます。特に沖縄は美しい景色が広がっているので、風を感じながら自転車を漕いで、街並みを楽しんでみてはいかがでしょうか。気になるお店があればすぐに立ち寄れますし、数分単位でレンタルできるのも嬉しいポイントです。
観光タクシー
観光タクシーは、沖縄観光のプロによるガイド付きです。せっかく観光タクシーを利用するなら、有意義な観光にしたいですよね。巡るスポットごとにプロがガイドしてくれるので、普段とは違った本格的な観光が実現できます。
また、通常のタクシーであれば行き先を告げるだけですが、観光タクシーは事前に相談して当日のプランを決められます。そのため、無駄な時間もなくスムーズに移動が可能なのです。観光の時間が限られていたり、できるだけ多くのスポットを巡りたいなど、要望にあった巡り方ができます。
さらにバスツアーや公共交通機関を利用した観光の場合、周りに人がいたり人混みに巻き込まれたりして、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。その点観光タクシーであれば貸切空間なので、自分たちだけのプライベートな時間を過ごせます。快適な旅行をしたいなら、観光タクシーがおすすめですよ。
車なしで行ける沖縄おすすめ観光スポット
ここでは車なしで行ける沖縄のおすすめ観光スポットをご紹介します。エリアごとに観光すれば効率よく巡れますよ。
那覇市周辺の観光スポット
国際通り
沖縄・那覇の定番観光スポット「国際通り」は、全長約1.6㎞にわたり、お土産屋さんやレストランなどお店が立ち並ぶストリートです。太平洋戦争で焼失してしまった場所ですが、那覇市の中でも特に早く復興を遂げた場所でもあります。そのことから、国際通りの全長を兼ね合わせて「奇跡の1マイル」と呼ばれることもありますよ。毎週日曜日にはトランジットモールになり、多くの観光客で溢れかえります。沖縄では定番のスポットで、とにかく沖縄を満喫したい時には欠かせません。美味しいグルメやお土産選びをしたい時には必見の観光スポットです。
住所 | 沖縄県那覇市牧志 3-2-10 |
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アクセス | 那覇空港から 車で約15分 |
首里城
「首里城」は、世界遺産にも登録されている歴史的文化財です。首里城正殿を中心に、守礼門や園比屋武御嶽石門、円覚寺跡や弁財天堂などといった文化財が点在しています。首里城公園内を散策するだけではなく、案内やレストラン・売店なども楽しめますよ。2000年12月には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として登録されるなど、国内だけではなく海外からも観光客が訪れる人気の観光スポットです。2019年10月31日に正殿とその周辺の建物8棟が火災で焼失してしまいましたが、2026年の完成を目指して復元工事が進められています。
住所 | 沖縄県那覇市首里赤平町首里金城町1-2 |
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アクセス | 那覇空港から車で約30分 |
料金 | [大人] 830円/団体料金670円/年間パスポート1,660円 [高校生] 630円/団体料金490円/年間パスポート1,260円 [小・中学生] 310円/団体料金250円/年間パスポート620円 |
営業時間 | [4月~6月・10月~11月(無料区域)]8:00~19:30 有料区域開館:8:30~19:00(入館締切18:30) 首里杜館駐車場:8:00~20:30 [7月~9月(無料区域)]8:00~20:30 有料区域開館:8:30~20:00(入館締切19:30) 首里杜館駐車場:8:00~21:30 [12月~3月(無料区域) ]8:00~18:30 有料区域開館:8:30~18:00(入館締切17:30) 首里杜館駐車場:8:00~19:30 |
おすすめ時期 | 通年 |
那覇市第一牧志公設市場
「那覇市第一牧志公設市場」は、国際通りのほぼ真ん中に位置する市場です。老朽化による建て直しのため、2019年から場所を変えて仮説店舗で営業していましたが、2023年3月に元の場所でリニューアルオープンしました。吹き抜けの開放的な建物が特徴で、1階は鮮魚店や精肉店、食材や加工品を扱うエリアです。一方2階は食堂などの飲食店エリアとなっています。沖縄近海の新鮮な魚やお肉を食べたい時は「持ち上げ」がおすすめです。1階で鮮魚や生肉を購入して、2階の食堂で調理するシステムのことで、特に観光客に人気となっています。
住所 | 沖縄県那覇市松尾 2-10-1 |
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アクセス | 牧志駅より徒歩9分 |
営業時間 | 8:00~22:00(店舗により異なる) |
壷屋やちむん通り
「壷屋やちむん通り」は沖縄らしさが溢れる庶民的な通りです。おしゃれなイメージが強い国際通りから平和通りに入ると、ガラリと雰囲気が変わります。名前の通り、壷屋やちむん通りは焼き物も街です。約300年前に、琉球王府が各地に点在していた陶窯をこの場所に集めて以来、この地は焼き物の町となりました。壷屋やちむん通りには約400mにわたって琉球石灰岩が敷き詰められています。陶芸工房をはじめ、直売店やギャラリーなど約20軒が立ち並んでおり、風情ある街並み散策も楽しみの1つです。
住所 | 沖縄県那覇市壺屋 |
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アクセス | 那覇空港から 車で約20分 |
瀬長島ウミカジテラス
「瀬長島ウミカジテラス」は、那覇空港から車で約15分の瀬長島に位置する観光スポットです。2015年に誕生したリゾート型商業施設で、海岸沿いの丘の正面にずらりと並ぶ真っ白の外観が特徴となっています。まるで地中海リゾートのような空間が広がります。傾斜地を利用し、世界一美しいとも言われている、イタリア・アマルフィ海岸をイメージして設計された施設で、特に夕方になるとサンセットの絶景が広がります。グルメやショッピング、リラクゼーションといった多彩な店舗が40店舗以上入っており、1日中楽しめますよ。
住所 | 沖縄県豊見城市瀬長174番地6 |
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アクセス | 那覇空港から車で15分/ゆいレール赤嶺駅、パレット久茂地などから無料のシャトルバスあり |
営業時間 | 10:00~21:00(施設により異なる) |
定休日 | 無休(店舗によっては定休日有り) |
波の上うみそら公園・波の上ビーチ
「波の上うみそら公園」「波の上ビーチ」は、那覇で唯一の遊泳可能なビーチです。人工のビーチですが、心地よいサラサラ感がある砂浜を楽しめます。市街地から徒歩で行ける気軽さもあるので、ちょっとした休憩にもぴったりです。沖縄で最も格式の高い神社として知られている「波上宮」も近く、恋愛運向上のパワースポットとしても話題になりました。そのため、「波の上ビーチ」は開運ビーチと呼ばれているほど注目されています。沖縄から帰る前にもうひと泳ぎしたい!そのような時にも便利なスポットです。
住所 | 沖縄県那覇市若狭1-24 |
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アクセス | 那覇空港から車で5分 |
那覇市周辺以外の観光スポット
ここでは、那覇市周辺以外の観光スポットをご紹介します。大人から子どもまで楽しめる観光スポットが満載です。
沖縄美ら海水族館
「沖縄美ら海水族館」は、言わずと知れた沖縄の定番観光スポットです。神秘に満ちた沖縄の生物たちが泳ぐ巨大水槽は、訪れた観光客を魅了します。太陽の光がふりそそぐサンゴの海には、800群体のサンゴがいたり、世界最大の魚・ジンベエザメも鑑賞可能です。世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタなど、ここでしか見られない生物が多くいます。「黒潮の海」では1日5回水槽について解説があり、特にマンタとジンベエザメの給餌解説プログラムは聞き応え満載ですよ。マンタの後方回転は1回しか解説がないので、見逃し厳禁です!
住所 | 沖縄県国頭郡本部町石川424番地 |
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アクセス | 許田IC許田ICから約40分 |
料金 | [大人] 2,180円 [中人(高校生)] 1,440円 [小人(小・中学生)] 710円 [6歳未満] 無料 |
営業時間 | 8:30~18:30 [延長期間] 2024年4月27日~5月6日、2024年7月20日~7月31日 :8:30~20:00 [ナイト期間] 2024年8月1日~8月31日:8:30~21:00 |
パイナップルパーク
「ナゴパイナップルパーク」は、パイナップルの生産量が日本一の沖縄だからこそ堪能できる体験が多くあります。専用のカートに乗りジャングルを抜けると、早速探検ツアーのスタートです。時速3キロほどのスピードなので、お子さんが小さくても安心ですよ。カートにはカバーが付いているため、雨の日にも訪れられます。また、新たに自動運転カート「パイナップル号」や世界中のパイナップル・亜熱帯の植物を鑑賞できる植物園エリアなど、よりグレードアップした「ナゴパイナップルパーク」を楽しみましょう。
住所 | 沖縄県名護市為又1195 |
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アクセス | 公共交通:名護バスターミナル→70・76番の路線バスで18分/バス停:名桜大学入口下車徒歩3分/車:沖縄道許田ICから12km20分 |
料金 | [大人(16歳以上)] 1,200円 [小人(4歳〜15歳)] 600円 [4歳未満] 無料 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
美浜アメリカンビレッジ
「アメリカンビレッジ」は、巨大な観覧車が目印のアメリカンテイストリゾートです。 沖縄県内でも最高層の建築物であるホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」がインパクト大ですよ。2004年に米軍基地跡を活用して建てられた「アメリカンビレッジ」は、アメリカの街並みを再現した店舗が多くあります。1日中遊べるほど魅力が詰まっており、特に夕方から夜にかけてはパーク一帯がネオンに包まれ、よりアメリカらしさを体験できますよ。沖縄のリゾート感もいいですが、ここでしか体感できないアメリカンな雰囲気も魅力です。
住所 | 沖縄県中頭郡北谷町美浜 |
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アクセス | 那覇空港から車で約30分 |
料金 | 入場無料 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
まとめ
観光スポットが多く点在する沖縄では、沖縄でしか体感できない歴史溢れるスポットや、世界遺産に登録された人気のスポットなど魅力的な観光スポットが満載です。特に美しい海と白い砂浜は、インスタ映えにもぴったりですよね。
那覇市の定番観光地「国際通り」では多くのお土産が購入したり、アメリカの雰囲気を味わえる「アメリカンビレッジ」で異文化を体験できます。そのような沖縄での観光は、観光タクシーが便利です。
お土産を多く購入してもタクシーに詰め込めるので、移動時もストレスがありません。また、運転免許を持っていなかったり運転に不安がある場合でも、プロの運転であれば安心して観光できますよね。
魅力溢れる沖縄の観光は、車なしで楽しみましょう。
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