【2024年】沖縄南部の観光スポット＆モデルコース31選｜王道・穴場・インスタ映え・絶景スポットはここ！

2024/04/12

青い海と白い砂浜のイメージが強い沖縄。
特に沖縄・南部は、定番の観光スポットが多くあるため、初心者や数回目の旅行などに人気の観光地です。
歴史を感じられる場所や、アメリカの雰囲気を味わえるスポットなどが満載。
沖縄・南部でしか食べられない絶品グルメも多くあります。
今回は、沖縄南部の観光スポットとモデルコースをご紹介します。

沖縄本島南部の魅力

観光スポットが多く点在する沖縄・南部は、沖縄本島の南側「那覇市・豊見城市・糸満市・南城市・島尻郡」を指します。
平和の歴史を学べる場所や、世界遺産に登録されたスポットなどが盛りだくさん！
美しい海と白い砂浜を眺められるビーチや、沖縄・南部でしか食べられないグルメもあり、魅力が満載なのです。

沖縄南部の王道観光スポット10選

ここでは、沖縄南部の王道観光スポットをご紹介します。
世界遺産に登録されている「首里城公園」をはじめ、平和を願う場所として多くの人が訪れる「ひめゆりの塔」や「平和記念公園」、那覇市で定番の観光地「国際通り」など王道のスポットが満載です。
沖縄の魅力がぎゅっと詰まった観光スポットを見ていきましょう。

世界遺産に登録されている定番観光地「首里城公園」– 那覇市

「首里城公園」は、世界遺産にも登録されている歴史的文化財です。
首里城正殿を中心に、守礼門や園比屋武御嶽石門、円覚寺跡や弁財天堂などといった文化財が点在しています。

公園内を散策するだけではなく、案内やレストラン・売店なども楽しめますよ。

2000年12月には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として登録されるなど、国内だけではなく海外からも観光客が訪れる人気の観光スポットです。

ひめゆり学徒の歴史を知る「ひめゆりの塔」– 糸満市

「ひめゆりの塔」は、沖縄戦で看護要員として動員され亡くなったひめゆり学徒隊の慰霊塔です。
ひめゆりは、沖縄県立第一高等学校の「乙姫」沖縄模範学校女子部の「白百合」を合わせたものから名づけられたそう。
通称ガマと呼ばれる洞窟や壕のほか、周辺にはひめゆり平和祈念館もあります。

沖縄戦において、負傷した兵隊を必死に看病したひめゆり学徒たちの歴史を感じましょう。

琉球の最高神女の儀式を行う「斎場御嶽」– 南城市

「斎場御嶽」は、琉球の最高神女「聞得大君（きこえおおきみ）」の就任儀式が執り行われたスポットとしても知られている聖地です。

イビと呼ばれる6か所の霊域があり、非日常的な雰囲気を感じられます。
2000年12月には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。

急な傾斜や階段により足元が悪くなっているので、行く際には注意しましょう。

尊い平和を体感する「平和祈念公園」– 糸満市

「平和祈念公園」は、沖縄県営の平和記念公園です。
沖縄戦は沖縄本島南部・糸満市摩文仁で終焉しました。
約40ヘクタールある広大な園内には、国立沖縄戦没者墓苑や各都道府県の慰霊塔、碑が点在しています。
平和の礎や平和祈念堂、平和祈念資料館などを見学し、尊い平和を体験しましょう。

那覇の観光スポットと言えば「国際通り」– 那覇市

沖縄・那覇の定番観光スポット「国際通り」は、全長約1.6㎞にわたり、お土産屋さんやレストランなどお店が立ち並ぶストリートです。
太平洋戦争で焼失してしまった場所ですが、那覇市の中でも特に早く復興を遂げた場所でもあります。
そのことから、国際通りの全長を兼ね合わせて「奇跡の1マイル」と呼ばれることも。
毎週日曜日にはトランジットモールになり、多くの観光客で溢れかえります。

アメリカテイストのお店満載！「アメリカンビレッジ」– 中頭郡

「アメリカンビレッジ」は、巨大な観覧車が目印のアメリカンテイストリゾートです。
沖縄県内でも最高層の建築物であるホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」がインパクト大。

2004年に米軍基地跡を活用して建てられた「アメリカンビレッジ」は、アメリカの街並みを再現した店舗が多くあります。
1日中遊べるほど魅力が詰まっており、特に夕方から夜にかけてはパーク一帯がネオンに包まれ、よりアメリカらしさを体験できますよ。

伝統ある琉球ガラスをつくれる「琉球ガラス村」– 糸満市

「琉球ガラス村」は、でこぼこグラス作り体験ができる施設。
世界に1つだけ！自分だけの琉球グラス制作ができるのです！
型吹きや飲み口仕上げ作業など、まさにガラス職人気分を味わえるとあって、子どもから大人まで楽しめます。

沖縄伝統の琉球ガラスを、見て・学んで・体験しましょう！

沖縄本島でも屈指の広さを誇る岬「残波岬」– 中頭郡

「残波岬」は、高さ30mの断崖が約2㎞続く景観を楽しめる観光スポットです。
県内でも有数の景勝地として知られていて、岬の北側は海岸国定公園に指定されています。
海の生き物が豊かに生息している様は、まさに自然独特の風景。

人口化していない海岸線があり、サンゴが残ることでイノー（礁湖）が形成。
沖縄本島でも屈指の広さを持っています。

当時の兵隊たちの苦労が刻まれる「旧海軍司令部壕」– 豊見城市

「旧海軍司令部壕」は、旧日本海軍の重要な軍事拠点を守るために作られました。
この場所が司令部となっており、沖縄戦の悲惨さを今も私たちに伝えてくれる貴重な跡地として、多くの人々が訪れます。

トンネル状の階段を約20m、105段下った先にある地下壕は、3000人の兵によって掘られました。
機械や技術を使わず人の手によってつくられた壕には、彼らの苦労がしっかりと刻まれています。

自然岩をくりぬいた穴から見える青空「玉城城跡」– 南城市

「玉城城跡」は、琉球開闢神・アマミキヨが建築後、その子孫の天孫氏が城主だった玉城城の跡地です。
琉球王国時代から「東御廻い(あがりうまーい)」の聖地として知られていて、参拝者が多く訪れます。
階段の上には自然石をくりぬいた勾玉の穴に似た城門があります。
穴からのぞく青空は、まさに絶景！

沖縄南部のインスタ映えビーチ3選

ここでは、インスタ映え必須のビーチをご紹介します。
透明度が魅力の「あざまサンサンビーチ」をはじめ、バーベキューや多くのマリンスポーツを楽しめる「美々ビーチいとまん」や、恋愛運向上のパワースポットとして知られている「波の上ビーチ」など。
空間を切り取るだけでインスタ映え必須のビーチが満載です。

設備充実！透明感溢れるビーチ「あざまサンサンビーチ」– 南城市

「あざまサンサンビーチ」は、透明度の高さと真っ白でさらさらの浜辺が特徴のビーチです。
平成12年にオープン以来、週末は多くの人たちで賑わうほど人気に。

海水浴をはじめ、豊富な種類のマリンスポーツやバーベキューもできるなど、設備も充実しているので、子どもから大人まで楽しめますよ。
バレーやサッカー大会なども開催され、1年を通じて賑わう人気のビーチとなっています。

可愛らしい壁画と綺麗な海「美々ビーチいとまん」–糸満市

那覇空港から車で約20分のところに位置している「美々ビーチいとまん」は、美しいエメラルドグリーンの海が魅力のビーチです。

サザンビーチホテルの目の前にあり、宿泊者はもちろん観光客や地元の人たちが多く訪れます。
遊泳エリアを囲むようにある遊歩道は、お散歩をするだけでも心地よい！
沖縄感満載の可愛らしい壁画は、インスタ映えスポットとしても人気です。

市街地から徒歩圏内のビーチ「波の上ビーチ」– 那覇市

「波の上ビーチ」は、那覇で唯一の遊泳可能なビーチです。
人工のビーチですが、心地よいサラサラ感がある砂浜を楽しめます。
市街地から徒歩で行ける気軽さもあるので、ちょっとした休憩にもぴったり。

沖縄で最も格式の高い神社として知られている「波上宮」も近く、恋愛運向上のパワースポットとしても話題に。
そのため、「波の上ビーチ」は開運ビーチと呼ばれているほど注目されています。

【絶景】沖縄南部の観光スポット3選

続いては、沖縄南部の観光スポットをご紹介します。
太平洋を一望できる絶景「知念岬公園」や圧倒的な橋「ニライカナイ橋」、標高40mの断崖に滝が流れる「ギーザバンタ」など、沖縄独特の自然を満喫できる絶景スポットが多くあります。
訪れるだけで自然の偉大さが感じられる観光スポットを見ていきましょう。

気持ち良い散策ができる絶景溢れる公園「知念岬公園」– 南城市

「知念岬公園」は、海にせり出した岬にある公園です。
太平洋が一望できるその風景は、息をのむほどの美しさ。
公園内には赤瓦屋根の東屋や遊歩道があるので、海風に当たりながら散策するのにもぴったりです。

観光の途中に、ちょっとした休憩はいかがですか？

まさに異界！圧巻の橋「ニライカナイ橋」–南城市

「ニライカナイ橋」は、ニライ橋とカナイ橋が合わさった橋。
ニライカナイとは、海の底や遥か遠い東のかなたにある異界と言われており、まさに別世界に行けるような非日常感のある雰囲気を楽しめます。

橋の近くをドライブする際や、移動の途中に寄ってみるのも良さそうですね。

標高40mの断崖「ギーザバンタ（慶座絶壁）」– 島尻郡

「ギーザバンタ」は、海へと流れる無数の滝が圧巻の観光スポットです。
自然溢れる沖縄ですが、その中でも滅多に見られない景色を楽しめます。
滝の正体はダムの余剰水で、近くにある慶座ダムの余剰水を放出した結果できるのが滝。

自然の地形と滝が織りなす絶景は、ここでしか見られません！

沖縄南部の穴場スポット3選

続いては、沖縄南部の穴場スポットをご紹介します。
恋が叶う島として知られる「瀬長島」では、美しい夕日が見られるとあって、特にカップルに人気の穴場です。
また、沖縄風天ぷらが有名な「奥武島」や、太陽神が降臨した神聖な場所「テダ御川」など、風景も自然もグルメも楽しめる穴場スポットが満載。
大切な人と素敵な旅行を堪能しましょう。

ロマンチックさ溢れる恋が叶う島「瀬長島」– 豊見城市

「瀬長島」は、那覇空港からわずか1.5㎞の場所に位置している島です。
空港に離着陸する飛行機を間近で見られます。
ビーチパーティやウインドサーフィンスポットとしても知られており、世界的なダイビングスポット「慶良間諸島」も一望可能。
海に沈む美しい夕日を眺められるので、恋が叶う島としても注目を集めています。
大切な人と一緒に散策してみてはいかがでしょうか？

沖縄風天ぷらは必見「奥武島」– 南城市

「奥武島」は、沖縄風天ぷらが有名な島です。
周囲は約1.6㎞で、人口はおよそ1000人。
のんびりとした雰囲気が広がる島内では、新鮮な魚の漁獲が多いため、安価で購入できるお店もあります。
特に奥武島につながる橋を渡ったすぐ後にある天ぷら屋さんは、行列ができるほど人気！
サックサクの沖縄風天ぷらを片手に島内を散策するのも良さそうですね。

太陽神が降臨した神聖な場所「テダ御川」– 南城市

「テダ御川」は、琉球国王が毎年参拝していたという海岸です。
一説によると太陽神が降臨したとも言われています。
「テダ」は沖縄の方言で「太陽」という意味。
太陽が降り立った場所として、今も市民のよりどころとなっています。

知念崎の灯台からは、中城湾が一望できるので、景色を堪能するにも良さそうですね。

お子様連れにおすすめ！沖縄南部の観光スポット3選

ここでは、お子様連れにおすすめの観光スポットをご紹介します。
沖縄には訪れたい観光スポットが多くあります。
ですが、お子様連れだとすべてを周り切るのが難しかったり、長距離移動ができなかったりしますよね。
そのようなときは、1つの場所で沖縄の魅力を存分に味わえる観光スポットがおすすめ。
お子様を連れて沖縄・南部を観光する際は必見です！

国内最大規模の鍾乳洞は圧巻！「おきなわワールド」– 南城市

「おきなわワールド」は、沖縄を思う存分堪能できるテーマパークです。
その規模は県内最大と言われており、園内には国内でも有数の鍾乳洞や、赤瓦が特徴的な昔ながらの沖縄・古民家を再現した街並みがあります。

伝統工芸体験もできるので、大人から子どもまで楽しめること間違いなし！
毎日開催されているエイサーも見どころのひとつです。

鍾乳洞からできた自然溢れる谷間「ガンガラーの谷」– 南城市

鍾乳洞が崩壊してできた「ガンガラーの谷」は、豊かな自然に囲まれた谷間です。
洞窟内にはサンゴ礁由来の石灰岩地帯に広がる亜熱帯の雰囲気を楽しめます。
崖上から根を伸ばすのは、大木のウフシュガジュマル。
その様子はまさに自然の神秘を感じさせてくれます。

専門ガイドもいるので、詳しい案内を聞きたいときにはおすすめです。

数多くの動物と鳥を鑑賞できる「ネオパークオキナワ」– 名護市

「ネオパークオキナワ」は、約25万㎡の広大な敷地が特徴の自然動物公園です。
アフリカや中南米、オセアニアなどをメインに住む鳥を放し飼いにしているなど、沖縄にいながら現地の雰囲気を楽しめるようになっています。

手の届く距離に鳥たちが生息しているので、普段よりも鳥たちを身近に感じられます。
また、カピバラやエミュー・レッサーパンダなど多数の動物も鑑賞できますよ。
園内には列車が走っているので、まずは列車に乗ってパークの様子を探ってみてもよいかも。

沖縄南部で行きたい地元グルメ3選

ここでは、沖縄南部で行きたい地元グルメをご紹介します。
素敵な旅行には、美味しいグルメが欠かせませんよね。
沖縄・南部は新鮮な海鮮や地元民にも人気の沖縄そばなど、絶品グルメを堪能できるお店が満載です。
綺麗な風景に囲まれながら食べる食事は、いつもより何倍も特別なものになること間違いなし！

地元民にも人気のてびちそば「南部そば」

「南部そば」は、地元の人にも人気のお店で、油を一切使用しないさっぱり系のモチモチ麺が魅力です。
製麺後に手もみでちぢれさせることで、スープが絡みやすくなっているのだとか。
豚足と鶏ガラを煮込んで作られたスープは、コクがあり旨みも満載。
大きな豚足が2切れ入ったてびちそばは、食べ応え抜群です！

伝統をふまえた海人料理「糸満漁民食堂」

「糸満漁民食堂」は、海人の街として知られている糸満市ならではの、新鮮な魚を使った海人料理が味わえるお店です。
ガラス張りで明るい店内は、開放的な雰囲気。

地元出身で実家が「魚の仲介人」というオーナーシェフによって作られる創作料理は、どれも絶品です。
伝統をふまえた料理は、地元の人や観光客から絶大な人気を誇っています。

新鮮な魚介を揚げた熱々天ぷら「中本鮮魚店」

「中本鮮魚店」は、奥武島でも人気のお店です。
地元の人や観光客で行列ができるほどで、ドライブのついでにフラっと寄るのにも最適。

創業当時から変わらない味を求めて、全国から多くの人が訪れます。
奥武島で育ったもずくや、定置網漁で収穫された新鮮な魚を使用した絶品の料理を堪能しましょう。

沖縄南部で行きたいカフェ3選

ここでは、沖縄南部で行きたいカフェをご紹介します。
透明度溢れる海が魅力の沖縄・南部は、その海を眺めながら贅沢な時間を過ごせるカフェが多く点在しています。
雰囲気はもちろん、美味しい食事も楽しめる素敵なお店ばかりです。
その中でも特にインスタ映え間違いなしのカフェを3店見ていきましょう。

大きく広がるエメラルドグリーンの海「浜辺の茶屋」

「浜辺の茶屋」は、素晴らしい景色を堪能できる人気のカフェです。
ロケーションカフェの先駆けとも言われていて、創業は20年。
窓枠の外には、エメラルドグリーンの海が広がっており、綺麗な海を眺めながらカフェタイムを過ごせます。

海にせり出し建っている木造の店内は温かみが満載で、沖縄ならではのゆったりさが溢れています。

プカプカ海に浮いているよう！「FIFI PARLOR」

FIFI PARLOR（フィフィパーラー）は、近未来感のある建物が目印のカフェです。
店内には木のテラス席があり、なんとそこではブランコに乗れます！
まさにインスタ映えを堪能できる雰囲気。
全席海向きのカウンター席は、まるで海の上に浮かんでいるかのような体験ができます。 写真映えするキュートな食事も必見です！

絶景のビーチサイドカフェ「リゾートカフェカイ」

「リゾートカフェカイ」は、那覇空港からわずか10分のビーチサイドカフェです。
屋根付きのテラス席は、海風に吹かれ心地よいロケーションを堪能できます。
開放的な店内はブライダルにも使用されるほどで、どこか高級感のある雰囲気。
ハンバーガーやパスタなどの食事はもちろん、リゾートっぽさ満載のドリンクも必見です。

観光タクシーで巡る、沖縄南部の観光モデルコース3選

ここでは、沖縄南部の観光スポットを観光タクシーで巡るモデルコースをご紹介します。
沖縄は各観光スポットが離れているため、公共交通機関を利用するには手間や費用がかかってしまいます。
その点観光タクシーは一度に数人が移動できるので、コストを抑えたいときにもおすすめです。
自分で運転するストレスもなく、荷物を持ち歩かなくて良いので、観光を存分に楽しめますよ！

沖縄南部の観光モデルコース紹介①

沖縄南部の観光モデルコース紹介②

沖縄南部の観光モデルコース紹介③

まとめ

観光スポットが多く点在する沖縄・南部。
沖縄でしか体感できない歴史溢れるスポットや、世界遺産に登録された人気のスポットなど魅力的な観光スポットが満載です。
美しい海と白い砂浜は、インスタ映えにもぴったり。

那覇市の定番観光地「国際通り」では多くのお土産が購入でき、アメリカの雰囲気を味わえる「アメリカンビレッジ」で異文化を体験するなど、沖縄・南部だからこそ堪能できる観光をしましょう！

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