沖縄・竹富島で失敗しない!おすすめ観光スポットとモデルコースを解説
2023/05/22
竹富島は、八重山諸島の1つで、石垣島から約6kmのところに位置している離島です。
石垣島からフェリーで約15分であるため、気軽に行ける離島として人気を博しています。
外周が約9.2kmと小さいので、1日あれば十分観光が可能です。
今回は、竹富島で失敗しない、おすすめの観光スポットとモデルコースを詳しく解説します。
竹富島ってどんな島?見どころは?
竹富島は、沖縄本島・南西約410kmに位置する離島です。
外周は約9.2kmと小さめで、350人ほどの人々が暮らしています。
島にはコンビニをはじめ、スーパーマーケットや信号機がありません。
しかし、それゆえ沖縄本島とはまた違ったゆったりとした時間が流れています。
石垣島からフェリーで約15分あれば竹富島に行けることもあり、人気観光地の1つです。
島内には昔ながらの沖縄独特な街並みが残っており、赤瓦の家や石垣がより沖縄感を演出しています。
島は周辺が海に囲まれていて、美しいビーチも魅力です。
竹富島では、以下が定番の観光時間となっています。
- 水牛車:30分
- サイクリングや散策:1時間
- 食事:30分〜1時間
竹富島には、島をぐるりと一周する道路はありませんが、島の中心部を一周する道路長さ約3.4km程度です。
歩いても約1時間程度なので、観光のしやすさが特徴といえます。
竹富島へのアクセス方法
本土や沖縄本島からの直行ルートはありません。
また、竹富島には空港がないので、定期船でのアクセスのみとなります。
主なアクセス地は「石垣島」「小浜島」があります。
■石垣島から竹富島への定期船
所要時間 | 約15分 |
---|---|
料金 | <片道> 大人:790円/小人:410円 <往復> 大人:1,520円/小人:790円 |
■小浜島から竹富島への定期船
所要時間 | 約25~30分 |
---|---|
料金 | <片道> 大人:1,350円/小人:690円 |
それぞれの島を観光したついでに、竹富島を訪れてみても良さそうですね。
竹富島観光の移動手段
ここでは、竹富島観光の移動手段をご紹介します。
小さな島のため、竹富島の端から端まで行っても車で約10分ほどと、小さいのが特徴です。
徒歩での観光も可能ですが、快適に移動するなら様々な手段を使うのがおすすめです。
竹富島ならではの移動手段も含め、いくつか見ていきましょう。
水牛車
竹富島観光で欠かせないのが「水牛車」です。
のんびりと水牛車に乗りながら、集落をゆったりと周遊します。
三線の音色を聴きながら感じる海風は、まさに沖縄ならではですよね。
伝統的な建物の特徴や、集落についての説明も聞けるため、沖縄文化を学びたい時にも最適です。
観光タクシー
竹富島観光には、観光タクシーの利用もおすすめです。
タクシーは荷物を持って歩く必要がないため、大荷物の時やお土産を購入した際などの移動時にストレスを感じることもありません。
特に夏場には気温がかなり暑くなるので、涼しい環境で移動をしたい時には最適でしょう。
観光タクシーで巡る、竹富島おすすめモデルコース
レンタサイクル
風を切りながら効率よく観光したい時は、レンタサイクルがおすすめです。
車では行けない場所や、徒歩だと辿り着けない場所へいけるかも?!
自然が多く、集落やビーチなど観光スポットが多くあるので、すべてを一度に楽しみたいという欲張りさんにも最適です。
徒歩
竹富島は島を1周しても約1時間程度なので、ゆったりと散策するのもおすすめです。
景色をみたり自然を感じながら歩くと、いつもとは違う発見もできますよ。
赤瓦の伝統的な集落をみたり、ビーチを散歩したりと、徒歩でも十分楽しめます。
竹富島の王道観光スポットはここ!
ここでは、竹富島の王道観光スポットをご紹介します。
ビーチや桟橋など定番の観光スポットから、沖縄本島とはまた違った竹富島ならではの場所も多くあります。
効率よくプランを組めば一度に観光ができるので、ぜひ旅行の計画に取り入れてくださいね。
竹富島の観光といえば「水牛車」
「水牛車」は、屋根の付いた水牛車に乗って島を周遊する王道の観光です。
三線の音を聴きながら、国の重要伝統的建造物群保存地区の集落を巡ります。
日本とは思えない異国情緒感で、日常を忘れるほど貴重な体験です。
水牛車は「竹富観光センター」と「新田観光」で扱われています。
予約は必要ないですが、繁忙期には乗車できない可能性もあるため、予定に組み込む際は、前もって予約しておくと良いでしょう。
竹富観光センター
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富441 |
---|---|
アクセス | 竹富港から徒歩で約15分 |
料金 | 大人(中学生以上):3,000円/小人(3歳から小学生まで):1,500円 |
営業時間 | 9:00〜16:30 |
観光所要時間 | 約25分 |
新田観光
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富97 |
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アクセス | バス亭「タカミネ」から徒歩1分 |
料金 | 大人(中学生以上):2,000円/小人(4歳以上小学生以下):1,000円 |
営業時間 | 8:30〜17:00 |
観光所要時間 | 約30分(2023年5月現在運休中) |
透明度抜群の静かなビーチ「コンドイビーチ」
「コンドイビーチ」は、竹富島の西側に位置するビーチです。
夕日の名所としても知られており、白い砂浜とコバルトブルーの海を楽しめます。
遠浅のため家族連れにも人気で、透明度の高さは必見です。
静かなビーチでゆったりとした時間を過ごしましょう。
住所 | 沖縄県竹富町竹富 |
---|---|
アクセス | 竹富港から車で約5分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
観光所要時間 | 約30分 |
竹富島を代表する夕日の名所「西桟橋」
「西桟橋」は、海に向かって伸びる桟橋が美しい観光スポットです。
サンセットが臨め、遠くには西表島も見渡せます。
2005年には国の有形文化財に登録されており、竹富島を代表する夕日の名所として知られています。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富207 |
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アクセス | 竹富港から自転車で約15分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
観光所要時間 | 約10~20分 |
星砂を見つけに行こう「カイジ浜(星砂の浜)」
「カイジ浜」は、別名「星砂の浜」と呼ばれています。
岩場沿いの砂に手のひらを押し当てると、星砂が見つかるのです。
沖縄の砂浜は星砂のイメージが強いものの、実際に見つかる場所は多くありません。
遊泳は禁止ですが、星砂を見つけに訪れてみてくださいね。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
---|---|
アクセス | 竹富港から自転車で約15分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
観光所要時間 | 約30分 |
集落に住む人々を見守る「なごみの塔」
「なごみの塔」は、赤山公園の高さ約6mの丘に建っている展望塔です。
塔の高さは約4.5mほどで、竹富島の中でもっとも高い場所とも言われています。
国の指定登録夕景文化財に指定されており、頂上からは赤瓦の家並みを一望できますよ。
展望台からの眺めは必見です。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
---|---|
アクセス | 竹富港から車で約1分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
観光所要時間 | 約10~20分 |
竹富島の行事が多く開催される「世持御嶽」
「世持御嶽」は、火の神や農耕の神を奉る行事が行われる御嶽です。
竹富島の年間行事の多くがここで開催されているとあって、地元民にも愛されています。
特に例年10月に行われる「種子取祭」は、五穀豊饒と島民の繁栄を祈願する竹富島最大の行事です。
お祭りが開催されている期間中はツアーが行われないため、行く際は確認をしっかり行いましょう。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
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アクセス | 竹富港から徒歩約15分 |
観光所要時間 | 15〜20分 |
愛郷家の西塘が眠る「西塘御嶽」
「西塘御嶽」は、島の守護神として祀られている御嶽です。
竹富島の偉人・西塘が眠っています。
西塘は、首里王府に25年も仕えた技師で、園比屋武御嶽の石門築造でも活躍しました。
愛郷家であった西塘は、島を思い「しきた盆」という歌を作り、今でも島を代表する歌として愛されています。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
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アクセス | 竹富港から徒歩で15分 |
観光所要時間 | 15〜20分 |
沖縄伝統の民家を散策「赤瓦屋根の集落」
「赤瓦屋根の集落」は、昔ながらの赤瓦屋根の家々が残った農村集落です。
ブーゲンビリアをはじめとした原色の花たちが咲く小道や、フクギなどの屋敷林に囲まれた敷地は、沖縄感を存分に味わえます。
1987年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
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アクセス | 竹富東港から徒歩約15分 |
観光所要時間 | 30分〜1時間 |
沖縄らしい外見の郵便局「竹富郵便局」
「竹富郵便局」は、竹富島で唯一の郵便局です。
本土の郵便局とは違って、木造でできているのが特徴で、赤瓦の屋根とシーサーが印象的なつくりとなっています。
係の人に一言伝えると、赤瓦屋根とミンサー職の帯・星砂がデザインされた風景印を押してくれます。
旅の思い出や、大切な人へのお便りを出してみませんか?
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富500 |
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アクセス | 竹富港から徒歩で約12分/竹富港から車で約2分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:00~17:00(郵便窓口) |
観光所要時間 | 10〜20分 |
東の浜を意味する地元民に愛される浜辺「アイヤル浜」
「アイヤル浜」は、竹富島の東部にある砂浜です。
アイヤルとは、現地の方言で東の浜や東の原を意味する言葉だそう。
太平洋から昇る朝日を正面から眺められるので、絶景スポットとしても知られています。
海は潮の流れが速いので、遊泳禁止ではありますが、のんびりと鑑賞するだけでも十分楽しめますよ。
木陰が少ないので、暑さ対策はしっかりとして行きましょう。
住所 | 沖縄県竹富町字竹富 |
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アクセス | 竹富東港からレンタサイクルで約20分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
観光所要時間 | 20~30分 |
竹富島を学ぶ「竹富島ゆがふ館」
「竹富島ゆがふ館」は、竹富島の歴史をはじめ、伝統文化や自然を紹介している施設です。
竹富島の案内役としての役目もあり、観光やイベント情報を発信しています。
島の言葉で、自然や人々の暮らしを説明してくれるので、ゆるやかな時間を過ごしながら出会いを楽しめます。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富2350 |
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アクセス | 竹富港から徒歩約3分 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
観光所要時間 | 約30分 |
竹富島のグルメ特集
ここでは、竹富島で堪能できるグルメをご紹介します。
豊かな自然を贅沢に味わえる開放的なお店が満載です。
竹富島でしか食べられない絶品グルメを食べて、素敵な旅行にしましょう。
遊び心満載の店内は必見「かにふ」
「かにふ」は、地元民にも人気のお店です。
シーサーが顔を覗かせる外観が特徴で、店内は広々としているので、お子様連れや大人数での利用もできます。
メニューや店内など、至るところに遊び心満載の仕掛けが…?!
ランチタイムはもちろん、夜には居酒屋としても利用可能です。
ディナーは完全予約制なので、訪れる予定がある際は事前に予約をしましょう。
沖縄料理だけではなく、お店オリジナルの創作料理も必見ですよ。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富494 |
---|---|
アクセス | 竹富観光センターの水牛乗り場から徒歩3分/竹富郵便局近く |
営業時間 | [ランチ]11:00〜L.O.15:00[ディナー]18:00〜L.O.20:00 |
定休日 | 夜のみ不定休 |
和やかな雰囲気で涼む「ぱーらー願寿屋」
「ぱーらー願寿屋」は、観光客だけではなく地元民にとってもオアシスのようなお店です。
放課後や週末になると、子どもたちがアイスクリームやかき氷を求めて訪れるそうですよ。
パラソルのある庭からは、沖縄独特の自然豊かな雰囲気を堪能できます。
種類豊富なパフェやかき氷をはじめ、沖縄の代表「ブルーシールアイスクリーム」も食べられるので、休憩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富2279-1 |
---|---|
アクセス | 竹富島港から徒歩約10分 |
営業時間 | 10:30~17:00 |
定休日 | 不定休 |
沖縄料理を堪能するなら「島ダイニング ゆうな」
「島ダイニング ゆうな」は、沖縄ならではの料理を存分に味わいたいときにおすすめです。
オリオンビールはもちろん、石垣島マリンビールやサンゴビールなど、地ビールメニューも豊富ですよ。
フード人気No1は「軟骨ソーキマース煮」で、与那国島の美味しい塩で煮込んでいるのだとか。
明るい雰囲気の店内に、思わずほっこりすることでしょう。
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町小浜43 |
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アクセス | 小浜港から車で5分/こはぐら荘から徒歩30秒 |
営業時間 | 18:00~23:00 (L.O 22:00) |
定休日 | 毎週火曜日、第3水曜日(7月・8月を除く) |
観光タクシーで巡る、竹富島おすすめモデルコース
ここでは、竹富島を観光タクシーで巡る際のモデルコースをご紹介します。
竹富島観光の王道である「水牛車」をはじめ、高い透明度が特徴の「コンドイビーチ」など、竹富島ならではの観光スポットが満載です。
王道のスポットをゆったりと巡りたい時はもちろん、竹富島の魅力をぎゅっと詰め込んだボリュームあるコースもあります。
最適なコースをチョイスしましょう。
竹富島王道コース(4時間)
- 竹富港
- 水牛車観光
- コンドイ浜
- 西桟橋
- 竹富港
竹富港から出発し、竹富島定番の水牛車に乗って集落を巡ります。
三線を聴きながら水牛車に揺られる時間は、かけがえのない思い出になること間違いなしです。
その後は透明度抜群のコンドイビーチへと向かい、白い砂浜とコバルトブルーの海を感じます。
夕方には、竹富島を代表する夕日の名所・西桟橋へと行き、サンセットをじっくりと眺めましょう。
竹富島の王道をぎゅっと詰め込んだ和やかなコースです。
竹富島たっぷり満喫コース(7時間)
- 竹富港
- 竹富島ゆがふ館
- 西桟橋
- コンドイ浜
- あかやま展望台
- 赤瓦の集落
- 竹富港
竹富島の歴史や伝統文化が学べる「竹富島ゆがふ」へ行き、島について学んだ後は、海に向かって伸びる西桟橋へと向かいます。
その後は透明度の高いコンドイビーチで自然に触れ、あかやま展望台から美しい集落の景色を楽しみましょう。
最後は伝統的な赤瓦の集落へと行き、心と身体で竹富島を感じます。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、その佇まいは圧巻です。
体験して、見て、竹富島の魅力を存分に味わいましょう。
まとめ
ゆったりとした時間が流れている竹富島では、沖縄本島では味わえない魅力が満載です。
観光の定番である「水牛車」では、三線の音を聴きながら、国の重要伝統的建造物群保存地区を巡ります。
普段味わえない非日常さは、かけがえのない思い出になることでしょう。
各島からのアクセスも便利なので、観光ついでに訪れて見るのもいいのではないでしょうか。
約1時間あれば島を1周できる規模なので、散策しながらまったり旅行をしたい時にも最適です。
竹富島の魅力を感じる素敵な旅行にしましょう。
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