京都の観光モデルコースと人気観光スポット16選をご紹介

京都の観光モデルコースをご紹介!二条城や平等院、延暦寺など様々な観光スポットがある京都は、国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れます。17つの世界遺産が点在しており、歴史的な建造物やそれらと一緒に四季折々の自然も楽しめますよ。今回は、京都の観光スポットとおすすめのモデルコースを詳しくご紹介します。

京都府の特徴

旅行先としても人気の京都は、日本だけではなく世界的にも有名な観光地です。金閣寺や銀閣寺をはじめ、延暦寺や平等院、二条城など17つの世界遺産を保有しています。日本の伝統と文化を受け継ぐ貴重な場所です。観光スポットが多く点在しているため、季節によっては植物との調和も楽しめます。特に歴史的建造物と桜や紅葉のコントラストは圧巻です。

京都府の観光エリアは5つに分かれる

京都東エリア

京都の観光エリアは5つに分かれます。その1つが京都東エリアです。約1200年の歴史を誇る「清水寺」は、京都を代表する観光スポットといえます。国宝や重要文化財が多く立ち並んでおり、連日多くの観光客が訪れる場所です。足利義政の命により建立された「銀閣寺」は、東文化の発展に大きく影響をあたえたお寺です。平安遷都1100年を記念し造営された「平安神宮」は、広大な境内が魅力となっています。「祇園さん」の呼び名で親しまれている「八坂神社」は、京都を代表するお祭り・祇園祭が開催される場所としても有名です。季節によって桜やスイレン、紅葉など多様な植物を鑑賞できます。歴史と自然が織りなす絶景を堪能しましょう。

清水寺

清水寺

「清水寺」は、約1200年の歴史を誇るお寺です。世界遺産にも認定されており、京都を代表する観光スポットと言っても過言ではありません。「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂をはじめ、国宝・三重塔や重要文化財が多く立ち並んでいます。恋愛成就のご利益があると言われている音羽の滝や、胎内巡りができる随求堂は、パワースポットとしても人気です。清水寺を訪れたら、まず最初に正門である仁王門が目に入ります。1467年〜1477年の戦で消失してしまいましたが、16世紀のはじめに再建され、2003年には解体修理されました。美しい朱色の堂々たる姿と、門の両端に立つ金剛力士像が圧巻です。高さ約31mの三重塔は、国内最大級の塔です。遠くからでも見られるため、清水寺のランドマークとしても知られています。本堂・舞台は、清水寺を訪れる上では欠かせないでしょう。崖から迫り出した舞台から景色を観てみると、その美しさに驚いてしまうこと間違いなしです。特に秋になると色づく紅葉が一面に広がります。過去一度も水が枯れたことのない音羽の滝に湧き出る清水は、金色水・延命水とも言われており、音を聞いているだけでも心が浄化されそうですよね。

住所 京都府京都市東山区清水1丁目294
アクセス 京阪電車「祇園四条」駅・阪急電車「京都河原町駅」下車、市バス「清水道」または「五条坂」から徒歩約10分
営業時間 6:00~18:00(7月〜8月は6:00~18:00)
定休日 なし
公式サイト https://www.kiyomizudera.or.jp/

銀閣寺

銀閣寺

「銀閣寺」は、室町幕府8代将軍だった足利義政の命により建立されたお寺です。足利義政の後継者争いを巡って、1467年から1477年まで、その期間なんと11年にも及んで応仁の乱が勃発しました。足利義政は応仁の乱で消失した浄土寺跡地が気に入って、のちの銀閣寺となる「東山殿」建立しますが、彼は完成した姿をみることなく亡くなってしまいました。しかし、彼の意志を受け継ぎ、禅宗の寺院として作り上げられたのです。銀閣寺は、生前足利義政が茶道や連歌、水墨画といった文化を愛していたことから、東山文化の発展に大きく影響を与えることとなります。これにより、銀閣寺は寺院としてだけではなく日本文化の発展にも貢献したそうです。足利義政の法号(仏門に入った人に授けられる名、または僧侶が故人様に与える名)である慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。では、なぜ銀閣寺と呼ばれるのか?それは、慈照寺内の観音殿が銀閣と呼ばれていたからです。それから、寺全体が銀閣寺という名称で親しまれるようになりました。現在では、一般的に銀閣寺と呼ばれています。

住所 京都府京都市左京区銀閣寺町2
アクセス 京阪電車「出町柳」下車 /市バス「銀閣寺道」下車、徒歩約10分/市バス「銀閣寺前」下車、徒歩約5分
営業時間 [3月~11月]8:30~17:00[12月~2月]9:00~16:30
定休日 なし
公式サイト https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/

平安神宮

平安神宮

「平安神宮」は、平安遷都1100年を記念し、1895年に造営されました。祭神は桓武天皇と孝明天皇です。平安京大内裏の朝堂院の形式を模して社殿は柱が朱に塗られており、宮殿風の雅やかさが特徴となっています。境内は大変広大で、創建当時は周辺で内国勧業博覧会が開催されていたと言います。社殿の周りに広がる広大な神苑は、東神苑・中神苑・西神苑・南神苑からなる池泉回遊式庭園です。季節によってさまざまな景色を楽しめるのが特徴で、春には紅しだれ桜、初夏には花菖蒲やかきつばた、スイレン、そして秋には紅葉など移ろいゆく四季を感じられます。神苑の総敷地面積は約1万坪と非常に広く、面積の4分の1を池が占めており、神苑において池の存在が非常に大きなものとなっているのがわかりますよね。庭は1895年〜1913年までの20年間、コツコツと作られてきました。まさに丁寧に作られた、こだわりの庭となっています。10月22日に行われる時代祭りは、京都三代祭りの1つとしても有名です。京都が日本の首都として培ってきた伝統工芸技術を、動く歴史風俗絵巻として披露しています。各時代行列に使用していた衣装や祭具は、1つ1つ時代考証をもとに作成された本物の品です。

住所 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
アクセス 市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車、徒歩約3分/地下鉄東西線「東山」駅下車、徒歩10分
営業時間 6:00~18:00
定休日 10月22日午後のみ
公式サイト https://www.heianjingu.or.jp/index.html

八坂神社

八坂神社

「八坂神社」は、全国に約2300ある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする神社の総本社です。厄祓いや縁結び、美容などのご利益があり「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。お守りやあぶらとり紙が人気です。八坂神社では京都を代表するお祭り「祇園祭」が行われることでも知られており、地元民だけではなく観光客も多く訪れています。隣接しているのは、円山公園です。国の名勝にも指定されており、春になると花見スポットとして、秋には紅葉スポットとして賑わいます。八坂神社は京都のメインストリートや繁華街の近くに位置していますが、今も豊かな自然が残っているのが特徴です。境内には20社近いお社があり、様々なご利益を求め人々が訪れています。国宝にしていされている本殿は、祇園造と呼ばれているものです。本殿と拝殿を1つの屋根で覆っており、この造り方は他では見られません。現在の本殿は4代将軍徳川家綱が1654年に再建しました。この本殿前の舞殿では、1年を通して様々な行事が行われています。節分祭や観月祭など、四季に合わせた祭りを楽しみましょう。

住所 京都府京都市東山区祇園町北側625
アクセス 京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩約5分 /市バス「祇園」下車、徒歩すぐ /阪急電車「京都河原町駅」下車、徒歩約10分
営業時間 24時間
定休日 なし
公式サイト https://www.yasaka-jinja.or.jp/

京都西エリア

清水寺や銀閣寺と同じく「古都京都の文化財」の1つとして、1994年にユネスコ世界文化遺産に登録されている「金閣寺」をはじめ、京都らしい観光スポットが多く点在しているのが、京都西エリアです。1450年に室町幕府の有力者・細川勝元により創建された「龍安寺」は、1975年に公式訪問したエリザベス2世によって石庭が絶賛され、世界的にも有名になりました。龍安寺が創建された室町時代は、禅の文化が大きく栄えた時代だったので、この時代に創建された寺院の多くには、枯山水庭園が導入されていたそうです。侘び寂びの精神に基づいて作られた石庭は、禅寺ならではでしょう。また、京都といえば誰もが思い浮かべる「嵐山」があるのも、京都西エリアです。嵐山のシンボルとも言える「渡月橋」や、どこから見ても目線が合うことで知られている雲龍図で有名な「天龍寺」もあります。

金閣寺

金閣寺

「金閣寺」は、国内にあるお寺の中でも特に人気が高いスポットです。禅宗を起源とする臨済宗相国寺派のお寺で、清水寺や銀閣寺と同じく「古都京都の文化財」の1つとして、1994年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。知っていましたか?金閣寺とは通称で、実は正式名称を「鹿苑寺」と言うのです。境内の黄金に輝く建物「金閣」が有名だったことから、現在の「金閣寺」と呼ばれるようになったそうですよ。また、日本を代表する小説家・三島由紀夫作品のタイトルにもなっているんです。金閣寺の美に取り憑かれた僧が、金閣寺を放火するに至るまでの経緯を記した作品で、国内だけではなく海外からも高い評価を受けています。1397年、足利義満が当時貴族であった西園寺の邸宅を別荘として建て直した建物が、現在の金閣寺です。お寺となったのは足利義満の死後で、遺言により禅寺となりました。室町時代に栄えた北山文化は、貴族と武士、そして禅の文化が融合していますが、特に貴族文化の影響が強いとされていました。そのような特徴が現れているのが、金閣寺です。

住所 京都府京都市北区金閣寺町1
アクセス 市バス「金閣寺道」下車、徒歩3分
営業時間 9:00~17:00
定休日 なし
公式サイト https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/

龍安寺

龍安寺

「龍安寺」は、1450年に室町幕府の有力者・細川勝元により創建された禅寺です。枯山水の石庭は世界的にも知られていますが、これは1975年にエリザベス2世が龍安寺を公式訪問した際に、この石庭を絶賛したのがきっかけと言われています。当時は世界的に禅ブームもあり、世界中で龍安寺が知られるようになったのです。世界遺産「古都京都の文化財」の1つに指定されています。龍安寺が創建された室町時代は、禅の文化が大きく栄えた時代だったので、この時代に創建された寺院の多くには、枯山水庭園が導入されていたそうです。侘び寂びの精神に基づいて作られた石庭は、禅寺ならではでしょう。境内には、水戸黄門でおなじみの徳川光圀から寄進された蹲踞(茶室に入る前に手を清めるための手水鉢)があります。池泉回遊式の庭園の周囲は、雄大な自然に囲まれています。季節に合わせて移ろいゆく表情と池の調和は、京都ならではの景色です。春には桜が、夏には睡蓮、秋には紅葉、そして冬になると雪化粧で覆われる池は、美しさそのものです。石庭とは違った魅力が溢れています。

住所 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
アクセス 京福電車竜安寺下車徒歩約7分/市バス・JRバス竜安寺下車徒歩約1分
営業時間 [3月1日〜11月30日]8:00~17:00[12月1日〜2月末日]8:30~16:30
定休日 無休
公式サイト http://www.ryoanji.jp/smph/

嵐山

嵐山

嵐山は、平安時代の貴族たちにも好まれたエリアです。嵐山のシンボルとも言える「渡月橋」をはじめ、由緒あるお寺や神社が多く点在しています。渡月橋は亀山上皇の”月が橋を渡るように見えた”と言う言葉が名前の由来と言われており、平安時代から長く愛されているスポットです。世界遺産にも認定されている「天龍寺」では、春になると桜が、秋になると紅葉が咲き、季節ごとに美しい景色が楽しめます。法堂の天井には、どこから見ても目線が合うことで知られている雲龍図が描かれており、迫力満点です。平安時代の歌人・藤原定家の山荘跡があったとされる寺院「常寂光寺」は、苔と紅葉が生み出す絶景が見事なスポットで、石畳の山道や茅葺の仁王門が京都らしさを醸し出しています。苔寺とも呼ばれている「西芳寺」は、約120種もの苔が名庭を覆い尽くしており、豊かな自然を存分に満喫できますよ。「旧嵯峨御所大本山大覚寺」の大沢池は、平安貴族が舟遊びをしたと伝わる場所です。平安時代当時の貴族たちに思いを馳せながら、京都らしい観光スポットを巡ってみてはいかがでしょうか。

住所 京都市右京区嵯峨および西京区嵐山
アクセス JR嵯峨嵐山駅から徒歩15分/京福・阪急嵐山駅から徒歩5分

京都中心エリア

京都の華やかな貴族文化を堪能するなら京都中心エリアです。16回も焼失したものの、時の権力者によって徐々に拡張され現在に至る「京都御所」をはじめ、当時の時代背景を感じられるスポットが満載です。徳川家の栄枯盛衰を表している「二条城」は、1603年に徳川家康が将軍上洛(京都に入る)際の宿泊所として築かれました。近代日本を代表する画家集団・狩野派による壁画をはじめ、極彩色の彫刻や金の装飾は、まさに豪華絢爛です。御殿を歩くと鳥が鳴くような音を感じます。これは「鶯張り」と呼ばれており、視覚と聴覚、両方で楽しめる貴重な作りです。平安時代に頃にはすでに存在していたと言われている「錦市場」は、京の台所として今も地元民や観光客に広く愛されています。グルメだけではなく、シャッターにも注目してみると、面白いものが発見できるかもしれません。

京都御所

京都御所

「京都御所」は、京都御苑の中央北部に位置しています。794年に桓武天皇が平安京に京都を移して以来、1000年以上に渡って儀式や公務が執り行われてきました。建立されてから、なんと16回も焼失してしまい、16回目の焼失の際に再建は断念されましたが、時の権力者によって徐々に拡張されます。現在の建造物の多くは、1855年に徳川幕府によって再建されたものです。江戸時代初期の姿で再建されており、平安時代の寝殿造りや室町時代の書院造りなどの様式が取り入れられています。西側中央にある清所門で受付をすませ、持ち物検査を終えると「京都御所入門証」がもらえるので。見学中はこちらを首にかけて散策します。ルートがあるので、それに沿って散策するのが良いでしょう。立派な唐破風の屋根が特徴の御車寄は、今で言うと家の玄関に当たる場所です。御車寄の南側には、諸大夫の間があります。「虎の間」「鶴の間」「桜の間」が設けられており、これは襖絵にちなんで、格式の高い順番です。襖絵はガラス越しに見学可能となっているので、ぜひ鑑賞してみてください。

住所 京都府京都市上京区京都御苑内
アクセス 地下鉄「今出川」駅下車、徒歩約5分/市バス「烏丸今出川」下車、徒歩約5分
営業時間 9:00~16:20
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)、行事等の実施のため支障のある日
公式サイト https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html

二条城

二条城

「二条城」は、1603年に徳川家康が将軍上洛(京都に入る)際の宿泊所として築かれたお城です。江戸時代幕府最後の将軍・徳川慶喜が大政奉還の意志を示した場所としても知られています。徳川家の栄枯盛衰を表している二条城は、国宝に指定されている二の丸御殿をはじめ、文化財や名勝が多く点在しており、1994年には世界遺産「古都京都の文化財」の1つとして登録されました。国宝の二の丸御殿は、部屋数33、約800畳と非常に広大な空間です。安土から江戸時代にかけ活躍した、近代日本を代表する画家集団・狩野派による壁画をはじめ、極彩色の彫刻や金の装飾は、まさに豪華絢爛です。御殿を歩くと感じるのが、不思議な音がすることでしょう。これは鳥が鳴くような音がすることから「鶯張り」と呼ばれています。視覚と聴覚、両方で楽しめますよ。また、二条城では例年10月中旬から12月上旬にかけて「二条城まつり」が開催されます。特に夜間は、花をモチーフにした水族アート展覧会などが催され、歴史と現代アートの融合が鑑賞できますよ。どの角度から見ても美しい庭園は、京都の中でも人気を誇ります。

住所 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
アクセス 二条城前駅から徒歩すぐ
営業時間 8:45~16:00
定休日 12/29~12/31
※1、7、8、12月の毎週火曜日と12/26~12/28、1/1~1/3は二の丸御殿観覧休止(庭園は公開)
公式サイト https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/

錦市場

錦市場の海鮮

「錦市場」は正式な記録はありませんが、平安時代に頃にはすでに存在していたと言われています。道幅3.3m〜5mの錦小路通りは、東西約390mに渡って、さまざまなお店が連なっています。1615年、江戸時代に京都が公認した上の店、錦の店、六条の店の三店魚問屋の1つが錦市場だったそうです。ここから本格的な魚市場としての錦市場が始まりました。当時この地は質が良い地下水に恵まれていました。冷たい地下水は魚鳥の保存に適しており、また人口の多い中心部に位置していたこと、そして御所の納入に便利だったことから、市場は徐々に発展していったそうです。「京の台所」と称される錦市場は、琵琶湖の川魚や京野菜をはじめ、笹カレイや湯葉、生麩など、家庭料理にも使用される食材が一同に集まってきます。錦市場に来れば、京都独特の食文化に触れられるでしょう。また、食材だけではなくシャッターにも注目してみてください。奇抜な構図と技巧、鮮やかな色合いで描かれている絵は、伊藤若沖が描いたものです。なお、食べ歩きはトラブルや迷惑になるので、購入したお店の中や前で食べるようにしましょうね。

住所 京都府京都市中京区西大文字町609番地(京都市中京区錦小路通寺町~高倉間)
アクセス 阪急電車京都線「烏丸」駅下車、徒歩約5分市バス「四条河原町」または「四条高倉」下車、徒歩約5分地下鉄烏丸線「四条」駅下車、徒歩約7分
営業時間 店舗により異なる
定休日 店舗により異なる
公式サイト https://www.kyoto-nishiki.or.jp/

京都南エリア

京都南エリアは、大社やお寺、京都ならではの街並みを堪能するのに最適な場所となっています。約1万基並ぶ朱色の鳥居があまりにも有名な「伏見稲荷大社」は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。境内の至る所には、稲荷大神のお使いであるキツネに出会えることでしょう。豊臣秀吉が豪華な花見をした桜の名所としても有名な「醍醐寺」は「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。境内にある庭は。1598年に豊臣秀吉が醍醐の花見に際して自ら基本設計したものです。桃山時代の華やかな雰囲気が感じられますよ。京都駅からのアクセスも良好な「宇治」は、源氏物語に登場する平安文化と、美しい四季折々の風情が漂う街です。宇治周辺は、徒歩圏内に世界遺産や観光スポットが多く点在しているので、散策しながら観光したいときにはおすすめのスポットですよ。

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

「伏見稲荷大社」は「お稲荷さん」の通称で親しまれている、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。歴史は平安遷都よりも古く、創建は711年となります。朱塗りの美しい千本鳥居はあまりにも有名ですよね。この鳥居は、江戸時代以降に願い事が「通るように」「通った」というお礼を込めた人たちが、鳥居の奉納をしたことによるものだそうです。その鳥居は現在、境内に約1万基が並ぶと言います。隙間なく並べられた様は圧巻そのものです。境内の至る所には、稲荷大神のお使いであるキツネに出会えることでしょう。くわえているものや格好の違いもあるので、チェックしながら散策するのも楽しみの1つです。キツネは像だけではなりません。神社でおなじみの絵馬も、伏見稲荷大社ではキツネになっているんですよ。願い事と合わせて、自分でキツネの表情を描けるので、オリジナルのキツネ絵馬を作ってみてくださいね。鳥居のトンネルを抜けた先には、奥社奉拝所があります。ここにはおもかる石というものがあり、石灯籠の上にのる宝珠石を持ち上げ、予想よりも軽ければ願いが叶うと言われています。ぜひチャレンジしてみてください。

住所 京都府京都市伏見区深草薮ノ内町68
アクセス JR「稲荷駅」下車すぐ市バス「稲荷大社前」下車、徒歩約7分京阪電車「伏見稲荷」駅下車、徒歩約5分
営業時間 8:30~16:30
定休日 なし
公式サイト https://inari.jp/

醍醐寺

醍醐寺

「醍醐寺」は、真言宗醍醐派の総本山です。874年に、弘法大師空海の孫弟子である理源大師聖宝によって開創されました。醍醐山全体を寺域とし、境内は山上の上醍醐と山下の下醍醐からなっています。建造物や仏像、絵画や文書など多くの国宝や重要文化財を伝承しており、世界遺産にも認定されています。醍醐寺は豊臣秀吉が豪華な花見をした桜の名所としても有名で「日本のさくら名所100選」にも選ばれているほどです。境内にある三宝院は、建物の大半が国の重要文化財に指定されています。特に表書院は、庭園全体を見渡せる景色が美しく、桃山時代の寝殿造様式を伝える代表的な建造物です。こちらは国宝に指定されています。1598年に豊臣秀吉が醍醐の花見に際して自ら基本設計した庭で、桃山時代の華やかな雰囲気が感じられますよ。951年創建の京都府下で最も古い木造建築、五重塔は国宝に指定されています。高さは約38mで、屋根の上の相輪はなんと約13mもあるのです。金堂は、平安時代末期の様式が残る建物で、醍醐寺の中でも中心のお堂となっています。本尊「薬師如来坐像」が安置されており、過去2度焼失してしまいましたが、移築後1600年に完成しました。

住所 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス 地下鉄東西線「醍醐」駅より徒歩約10分/京阪バス「醍醐寺前」より徒歩すぐ
営業時間 9:00~17:00
※12月第1日曜翌日~2月末日は9:00~16:30
定休日 なし
公式サイト https://www.daigoji.or.jp/

宇治

宇治の街並み

「宇治」は、京都の南に位置する街です。京都駅からのアクセスもよく、観光の合間に寄ってみるのも良いでしょう。源氏物語に登場する平安文化と、美しい四季折々の風情が漂う様は、まさに私たちがイメージする京都を体現してくれているようです。京都駅から宇治駅までは乗り換えなしで20〜30分ほどで、宇治駅周辺には徒歩でもいける観光スポットが多く点在しています。宇治川にかかる美しい朱色の朝霧橋の目の前にあるのは、宇治神社です。自然の力が宿るパワースポットとしても知られており、正しい道、幸せの場所へ導いてくれるという「みかえり兎」が神社のシンボルとなっています。三間社流造、鎌倉時代造営の本殿は、国の重要文化財にも指定されており、キュートなうさぎのおみくじが人気です。源氏物語の世界を堪能できる「宇治市源氏物語ミュージアム」では、実物大の牛車や平安時代の調度品復元展示など、平安時代の空間を存分に堪能できますよ。宇治周辺は、徒歩圏内に世界遺産や観光スポットが多く点在しているので、散策しながら観光したいときにはおすすめのスポットです。

住所 京都府宇治市
公式サイト https://www.city.uji.kyoto.jp/

京都北エリア

世界遺産にも登録されている「下鴨神社」は、神秘的な自然が溢れる神社です。縁結びや美容のパワースポットとしても知られており、多くの観光客が訪れます。鏡絵馬の授与では、自分の化粧品でメイクした絵馬に願いを託すと、外見だけではなく内面も美しくなると言われています。訪問する際はぜひやってみてくださいね。また、四季折々の美しい田園が楽しめる「修学院離宮」は、異なる3つの庭園が楽しめます。季節の植物と織りなす美しい景色に、思わず心奪われることでしょう。生い茂る木々がよく映える「鞍馬寺」は、春には桜の、そして秋には紅葉の名所として知られています。美しい景色と建物が融合した景色は、京都ならではでしょう。

下鴨神社

下鴨神社

「下鴨神社」は、世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つに指定されている神社です。境内には神秘的な自然が溢れ、その景観は人々を魅了します。縁結びや美容のパワースポットとして知られており、日々賑わいを見せているスポットです。正式名称は「賀茂御祖神社」といい、鴨川の下流に祀られています。本殿は東西に2つあり、東殿は「玉依媛命」、西殿は「賀茂建角身命」が御祭神です。下鴨神社の山道は、広さ12万4000㎡にもおよび、大きな並木道が広がっています。清らかな小川が流れる音を聴きながら、ゆっくり散策するのもおすすめです。摂社「河合神社」は、女性守護として信仰を集めるお社で、美麗を祈願した鏡絵馬の授与が行われています。自分の化粧品でメイクした絵馬に願いを託すと、外見だけではなく内面も美しくなると言われているので、ぜひ体験してみてくださいね。また末社「相生社」は縁結びのパワースポットとして有名です。2本の木が途中から1本に結ばれています。縁結びだけではなく、安産や育児、家庭円満などのご利益も期待できますよ。

住所 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
アクセス JR京都駅から市バスで30分
営業時間 6:00~17:00
定休日 なし
公式サイト https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

修学院離宮

修学院離宮

「修学院離宮」は、江戸時代初期に後水尾上皇が「四季折々に美しい田園を」と造営された山荘です。比叡山の麗に位置しており、1656年から1659年にかけて造られました。敷地は約54万5000㎡と非常に広大で、3つの異なる高さの台地を利用して、上離宮・中離宮・下離宮の3つの離宮が建てられました。それぞれの離宮の趣向が凝らされています。下離宮は、周りの山々を背景に、雄大な景色が観られます。中離宮の客殿は、霞棚と呼ばれる美しくも斬新な棚が特徴です。上離宮の隣雲亭からは、大きな浴龍池と橋、その背後に広がる京都の市街地や、山々を鑑賞できます。離宮はそれぞれ異なる景色を楽しめるので、ぜひ見比べてみてください。修学院離宮は四季によって表情を変えるので、訪問する季節によって様々な景色を堪能できます。春には桜やシャクナゲ、ツツジなどの花々が咲き誇り、秋には綿に色づく山並みが広がるのです。長閑な田園地帯でありながらも、京都を訪れる四季の姿を存分に堪能できるスポットでもあります。月曜日や行事実施に支障がある日は定休日となりますので、訪れる際は事前にチェックしておきましょう。

住所 京都府京都市左京区修学院藪添
アクセス 叡山電鉄「修学院」下車、徒歩約20分市バス「修学院離宮道」下車後徒歩約15分
営業時間 9:00~15:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)、行事等の実施のため支障のある日
公式サイト https://kyoto-gosho.kunaicho.go.jp/shugakuin-rikyu

鞍馬寺

鞍馬寺

「鞍馬寺」は、京都市の北部に位置するお寺です。鞍馬寺を中心に門前町が形成され、お店が多数立ち並ぶ情緒あふれるエリアとなっています。お店の中には100年以上の歴史を持っている場所もあり、京都ならではの雰囲気を楽しめます。パワースポットとしても知られており、春には桜が、秋には紅葉の名所としても人気です。本殿金堂には、千手観音菩薩や毘沙門天王・護法魔王尊が祀られています。仁王門に向かう石段脇には、鎌倉時代の仏師・湛慶が作った仁王尊像が安置されており、生い茂る木々が美しいです。また、紫式部の『源氏物語』に登場する光源氏と若紫の出会いの場として描かれた「北山のなにがし寺」は、鞍馬寺の風景をリアルに描写したものだと言われています。鞍馬寺は牛若丸が昼間に仏道修行をし、夜は天狗に兵法を授けられたという伝説もあるため、鞍馬寺周辺には牛若丸にちなんだ商品やメニューなどを販売しているお店もあります。本殿金堂前は比叡山が美しく見渡せる最高のビューポイントです。季節によってさまざまな景色を堪能できます。なお、鞍馬寺には狛犬ではなく虎がいます。虎は御本尊の一尊でもある「毘沙門天の使いの神獣」と伝わっており、鞍馬寺では大切にされている存在です。ぜひこちらも見てみてくださいね。

住所 京都府京都市左京区鞍馬本町1074
アクセス 叡山電車鞍馬駅下車 北へすぐ(仁王門)、本殿までは徒歩約30分/ケーブル多宝塔駅下車 徒歩約10分
営業時間 9:00~16:15
定休日 無休
公式サイト https://www.kuramadera.or.jp/

京都観光のモデルコース

午前

京都嵐山を散策

嵐山の竹林

「嵐山」には「渡月橋」や「竹林の小径」など、京都らしい景色が楽しめるスポットが多く点在しています。嵐山を代表する観光スポットの渡月橋は、嵯峨野と嵐山を隔てて流れる桂川に架かる橋です。特に春になると桜が、秋になると紅葉が色づきます。竹林の小径は、野宮神社から天龍寺北門を通り、大河内山荘へと抜ける約400mの道のことで、竹林は丁寧に手入れされており、両脇に続く様は息を呑むほどの美しさです。嵐山は盆地なので寒暖差が激しく、夏は蒸し暑い一方で冬は厳しい寒さとなります。見どころ満載なので、嵐山全てを観光するとなると2〜3時間を見ていた方が良いでしょう。日本の文化と自然が織りなす絶景を堪能するなら、嵐山が最適ですよ。

お昼ご飯は嵐山がおすすめ

京料理

嵐山にはさまざまな観光スポットがあるので、その分飲食店も多く点在しています。ジャンルや価格帯も多様なので、目的や一緒に行く人に合わせたお店選びが可能です。特に有名なのが湯葉料理で、嵐山ではお店ごとの自家製湯葉をリーズナブルに食べられるんですよ。京湯葉あんかけや汲み上げ湯葉など、京料理ならではの湯葉の食べ方を堪能しましょう。なお、嵐山は観光客が多くいるので、もし事前に訪問するお店が決まっているようであれば、事前に予約するのもおすすめです。湯豆腐や桜もち、抹茶といった京都らしいグルメもあり、中には食べ歩きができるものもあるので、色々なグルメを味わってみましょう。

午後

伏見稲荷大社

夜の伏見稲荷大社

奥まで続く鳥居があまりにも有名な「伏見稲荷大社」は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。稲荷信仰の原点である稲荷山に、稲荷大神様が御鎮座されてから1300年以上の歴史を誇っています。本殿は国の重要文化財に指定されており、初詣に訪れる参拝客は、なんと例年250万人以上にものぼります。伏見稲荷大社の鳥居をよく見てみると、裏面に人の名前が掘られているのがわかります。これはお参りして願いが叶った人が、そのお礼として鳥居を奉納する習慣があるためで、これにより美しく荘厳な鳥居の後継が生まれたのです。四ツ辻からの往復で約1時間が目安です。本殿から頂上までの往復は、2時間以上かかるので、余裕を持って時間確保をしておきましょう。

平等院

平等院

「平等院」は、10円玉にも描写されている世界遺産スポットです。元は藤原道長の別荘で、息子の頼道が1052年に寺へ改めて創建しました。平等院鳳凰堂とも言われ、平等院全体の姿が翼を広げた鳳凰のようであることから、こう呼ばれています。本尊の阿弥陀如来像は、平安時代の仏師定朝によるものです。浄土空間を現したという庭園は、史跡および名勝にも指定されています。鳳凰堂外観とミュージアム鳳翔館であれば40分程度の時間を確保しておけば良いでしょう。ミュージアムで買い物をしたり、塔頭寺院の拝観を含めると90〜120分ほどが理想です。

銀閣寺

銀閣寺

室町幕府8代将軍・足利義政の命により建立された「銀閣寺」は、生前足利義政が茶道や連歌、水墨画といった文化を愛していたことから、東山文化の発展に大きく影響を与えたお寺です。そのため、銀閣寺は寺院としてだけではなく日本文化の発展にも貢献したと言われています。足利義政の法号である慈照院にちなんで慈照寺と名付けられましたが、慈照寺内の観音殿が銀閣と呼ばれていたため、現在は銀閣寺の通称で親しまれています。拝観の所要時間は30分程度をみておけば安心です。通常は庭園の拝観のみ可能となっています。日本文化に影響を与えた荘厳ある姿を堪能しましょう。

清水寺

清水寺

「清水の舞台から飛び降りる」の語源があまりにも有名な「清水寺」は、連日多くの観光客が訪れます。約1200年もの歴史を誇り、世界遺産にも認定されている、京都を代表する観光スポットです。国宝・三重塔や重要文化財が多く立ち並んでおり、恋愛成就のご利益があると言われている音羽の滝や、胎内巡りができる随求堂は、パワースポットとしても人気です。清水寺のランドマークとも言える高さ約31mの三重塔は、国内最大級の塔となっています。見学は1時間程度ですが、混み具合によっては時間がかかる場合もあるので、余裕を持った時間設定をしましょう。

京都の街並み

京都府を効率よく回るために

電車

京都にはJRや地下鉄烏丸線、近鉄電車といった路線が乗り入れています。そのため電車を利用すればさまざまな観光地へのアクセスが可能です。通勤時間を除けば車内が混雑することもないので、ゆっくりと旅行を楽しめます。また、1日乗り放題チケットを販売している交通会社もあるので、目的地にあわせて利用するのもおすすめです。ただし、京都市内には多くの路線バスが入っているため、駅から観光スポットまでは少し歩く必要がある場合もあります。その点は注意しましょう。

バス

京都は都内よりもバスルートが発達しています。京都は観光地が市内に点在しているため、観光地を訪れる際はバスの利用が多くなりがちです。しかしシーズンや一部地域によっては過度に自動車が集中するため、交通渋滞が発生しやすいのも特徴となっています。その場合は電車とバスを組み合わせた移動にするか、もしくはどうしても混雑を避けたい際には、そもそもバスの利用はあまり適していません。

タクシー

タクシーでの観光は効率よくスポットを巡りたい時におすすめです。ドライバーは経験豊富な地元の方なので、効率よく巡れるおすすめコースなどの提案もできますよ。また、定番の観光スポットだけではなく、地元民しか知らない穴場スポットも教えてくれます。お年寄りやお子様など、公共交通機関の利用が不安な年代にもタクシーが便利です。

自転車

自転車は狭い道でも走れ、小回りも効くので体力に自信がある方にはおすすめの交通手段です。目的地にたどり着くまでに素敵なお店に出会えたり、各所旧跡を巡ったりと思わぬ発見ができます。そもそも京都市内には自転車が多く、特に繁華街では昼夜問わず自転車と遭遇することでしょう。とはいえ、季節によっては気温により快適な移動ができなかったり、道によっては体力を消耗してしまう可能性もあります。

京都観光をするならタクシーで回ることがおすすめ

京都を観光するなら、観光タクシーがおすすめです。京都は国内でも有数の人気観光地であり、人混みもその分多いです。そのため通れる道が限られている場合もあります。レンタカーであれば仲間内で運転手を決める必要があり、京都の土地を詳しく知っていないと渋滞やルートの選定に悩まされることがあるでしょう。また、旅行や観光となると荷物の量や移動の時間が多くなるので、公共交通機関での移動はストレスを感じやすくなります。小さなお子様やお年寄りがいる場合はより顕著です。一方、観光タクシーであれば運転手さんが最適なルートを選んで運転してくれるので、運転によるストレスもありません。プライベート空間で快適な移動ができますよ。

タクシーに乗る女性

タクシー観光の魅力

観光タクシーのメリットの1つが小回りの良さです。バスよりも使い勝手がよく、徒歩や地下鉄より速いので、効率よくたくさんの観光地を回ることができます。自分で観光スポットへの行き方を調べなくてよいですし、もし渋滞や交通トラブルがあっても、タクシー乗務員が臨機応変に対応してくれるので、自分たちだけで困り果てることもありません。また、個人で旅行をしていると、とにかく煩わしいのが、旅の手荷物や購入したお土産です。観光タクシーなら観光中はずっと車に置いておけるので、ロッカーやホテルに荷物を預けてまた帰りに取りに寄る、という手間を省いてくれます。バスツアーでは高価なお土産を持っているときなど、ほかに乗客がいると心配になってしまいますが、観光タクシーは専用車なので防犯面も安心です。

京都の街並み

まとめ

京都は国内でも有数の人気な観光地なので、特に観光スポットは観光客で溢れています。また坂道や狭い道も多いため、地元の人やベテランドライバーでないとスムーズに運転できない可能性もあるでしょう。そこで、移動に便利なのが観光タクシーです。京都の定番観光スポットをはじめ、行きたい場所や巡りたい場所をピックアップすれば、効率よく巡れるルートで回ってくれます。バス等で移動する観光ツアーでは時間やコースがすべて決まっており自分の好きなように観光することはなかなか難しいですよね。一方、観光タクシーであれば自分の好きな時間に好きなだけ観光できるので、自分のペースに合わせて好きなルートで旅行ができますよ。観光タクシーはプライベート空間なので、仲間同士での時間を楽しみたい時や、公共交通機関で他の人への配慮を気にせず過ごしたい場合もおすすめです。

WEBで簡単!無料お見積り!

京都のお役立ち情報