白川郷の観光はタクシーがおすすめ！人気スポットとモデルコース料金を紹介

2023/10/16

白川郷の観光はタクシーがおすすめです！国内外問わず人気の観光スポットである「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、美しい景色を鑑賞しようと多くの観光客が訪れます。特に白川郷は、訪れるべき魅力的なスポットも多く点在しているエリアです。
新緑や紅葉、雪景色と集落の融合は、日本ならではの古き良き絶景ですよね。今回は、白川郷の人気スポットやモデルコース料金を詳しくご紹介します。

【世界遺産】白川郷・五箇山の合掌造り集落とは？

「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、1995年に世界遺産登録されました。大型の木造民家群から構成されており、茅葺でできた合掌造り屋根は、3〜5階からなります。1階は広い居室空間になっていて、2階以上は屋根裏部屋または作業空間として使われているようです。1棟には数十人の大家族で住むのが一般的でした。

岐阜県にある白川郷は、本州のほぼ中央山間部に位置しています。この辺りの地域では農耕や山林樹木の伐採などが盛んだったことから、民家内の屋根裏部屋が作業に使われていたそうです。
現在荻町地域に残っている民家は、約50棟で、山間の田畑に位置しています。急勾配の茅葺屋根もあってか、独特な集落景観が特徴です。

一方、五箇山は富山県の南部に位置しています。23棟の合掌造り家屋が現存しており、今もなお生活が営まれているのです。徒歩10分ほどのところにある展望台から眺める景色も見逃せません。

近年は世界遺産に登録されたこともあり、より知名度がアップしました。交通アクセスも大幅に整備され、国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れます。まさに「日本の故郷」のような場所なのです。

観光の所要時間

「白川郷」の観光所要時間は2時間半ほどあると良いでしょう。野外博物館「合掌造り民家園」や神社、お寺など観光スポットが満載です。白川郷で随一の規模を誇る合掌造り「和田家」や、思い出の品を購入できる「こびき屋」など、観光もショッピングもグルメも楽しめます。

「五箇山」の観光所要時間は1時間ほどあると良いでしょう。特に展望台から眺める相倉の集落全容は必見です。お土産屋さんや資料館、体験館などが点在しており、集落の文化や歴史に触れられます。小さい集落ではありますが、昔ながらの雰囲気を味わえますよ。

気候・服装

白川村は、山々に囲まれた農村村となっています。そのため、夏は涼しく過ごしやすい反面、冬になると一面が雪に覆われるのです。2月には積雪が170センチを超えるなど、寒さの厳しい地域です。そのため、服装は難しいところですよね。

4〜5月は残雪が残っているものの、春が訪れ新緑の美しさを感じられます。薄手のジャケットや、カーディガンなどがあると安心でしょう。
6月〜7月は梅雨もあるため観光客が少ない傾向にあります。その分スムーズに観光できる穴場シーズンです。夏とはいえ涼しいので、長袖Tシャツが無難でしょう。暑い日には半袖もおすすめです。
8月〜9月に入ると、白川村も本格的な夏を迎えます。基本的に半袖でも問題ないですが、虫除けスプレーや長袖の羽織ものがあると便利です。
10月〜11月になると秋が近づき、冷え込みも強くなります。薄手のコートやジャケットがおすすめです。
雪が降る12月〜3月は、完全な冬装備で防寒対策を行いましょう。ニットやマフラー、帽子や手袋などの着用がベターです。スノーシューズやスノーブーツがあるとより安心ですよ。

山間部に位置している白川村は、基本的に涼しげな気候が特徴です。季節や気温に適した服装で観光してくださいね。

観光のベストシーズン

白川郷は1年を通じて季節の移り変わりを楽しめます。新緑や紅葉をはじめ、稲作風景や雪景色など、古き良き日本の姿との融合は絶景です。
上述した通り、白川郷と五箇山の集落地帯は、有数の豪雪地帯です。そのため、やはり観光のベストシーズンは12月中旬〜2月末などの冬といえるでしょう。茅葺屋根に積もる真っ白な雪は、歴史を感じる民家とのコントラストが非常に美しいです。雪景色と白川郷・五箇山のコンビネーションを感じましょう。

白川郷の観光タクシープラン料金

白川郷での観光は、観光タクシーが便利です。観光タクシーは、通常のタクシーとは違い、走行距離に応じたメーター制ではありません。白川郷は空気が冷たく、季節や気温によっては徒歩での移動が辛い場合もありますよね。その点観光タクシーであれば、利用時間単位で料金が計算されるので数時間や半日・1日といった利用ができます。長距離移動でもあらかじめ料金が把握できるので、安心して利用できます。

前もって決められたルートのみを走行するので、行き先の説明や道順の確認は必要ありません。ほかの乗客がいないので、仲間や家族だけで快適な移動が可能です。効率良く白川郷を巡るなら、観光タクシーを利用しましょう。

【高山市内発着】白川郷フリープラン（約5時間）

【金沢市内発着】白川郷フリープラン（約8時間）

あくまで上記は一例となりますので、そのほかの地域やプランのご相談は下記よりお問い合わせください。

白川郷の人気観光スポット7選

ここでは、白川郷の人気観光スポットをご紹介します。世界遺産にも登録された「白川郷合掌造り集落」や、白川郷随一の規模を誇り、国の重要文化財にも指定されている「和田家」も見逃せません。冬の時期には集落全体がライトアップされるので、それを目当てに観光するのも良さそうです。

世界遺産「白川郷合掌造り集落」

「白川郷合掌造り集落」は、岐阜県白川村に位置する荻町合掌集落です。峡谷に流れる河畔に約1kmほど広がっています。現在は114棟の合掌造りがあり、今も変わらず村民が住んでいるのです。この辺りは日本でも有数の豪雪地帯なため、厳しい気候に耐えられるようこのような形の民家ができたといいます。昔懐かしい佇まいを存分に堪能しましょう。

【2024】白川郷の冬季ライトアップ情報

白川郷における冬の風物詩といえば、白川郷ライトアップイベントです。白川郷を代表する多くの観光スポットが、美しくライトアップされます。日中とは異なる景色を堪能しましょう。なお、ライトアップイベントは完全事前予約制です。２023年全6回のイベント開催日は以下となります。

国の重要文化財に指定「和田家住宅」

「和田家住宅」は、国の重要文化財にも指定されている合掌造りの民家です。白川郷を代表するスポットでもあり、江戸時代中期から300年以上の歴史を誇ります。現在も住居として使われており、館内の一部は展示室として開放されているので、見学も可能です。当時の和田家の生活を感じてみませんか？

どっしりとした外観が特徴「旧遠山家民俗館」

「旧遠山家民俗館」は、1827年頃に能登の大工によって建てられました。一度改築されましたが、どっしりとした外観と黒光りした屋内は健在です。床下では、明治20年まで火薬の原料となる焔硝づくりが行われていました。『和田家』と並ぶ、白川郷の代表的な切妻合掌造り家屋を鑑賞しましょう。

アニメ作品の舞台にもなった「白川八幡神社」

「白川八幡神社」は、合掌造りの集落内に鎮座する神社です。和銅年間に創建されたといわれている神社で、アニメ作品の舞台にもなったことから、多くのファンが訪れるようになりました。毎年10月には『どぶろく祭り』が開催され、参拝客にはどぶろくが振る舞われます。

集落を一望できる絶好のロケーション「荻町城跡展望台」

「荻町城跡展望台」は、白川郷全体を見渡せる展望台です。集落の街並みを一望できる絶好のロケーションに臨めます。集落を散策する前に、全体像を確認してみませんか？思わず写真に収めたくなるその風景は、ここでしか味わえません。展望台までは緩やかな歩道があるので、ゆったり散策しながら登るのもおすすめです。

綺麗な川のせせらぎを聴きながら「であい橋」

「であい橋」は、合掌造りとせせらぎ公園の駐車場を結ぶ吊り橋です。全長は107mほどあり、川幅が広い庄川に架かっています。橋の上から眺める自然豊かな景色は、開放感満載で、高さもそれほどないので高いところが苦手な人でも楽しめますよ。綺麗な川の流れと、周辺の山々なども一緒に味わいましょう。

雄大な自然を車内から堪能「白山白川郷ホワイトロード」

「白山白川郷ホワイトロード」は、石川県白山市と岐阜県白川村を結ぶドライブロードです。全長は33.3kmもあります。富士山・立山とともに『日本山名山』と呼ばれる白山の雄大な自然を車内から堪能でき、多くの見どころをもつ観光スポットです。「しりたか滝」や「ふくべの大滝」など、ドライブロードから眺める絶景の自然を満喫しましょう。

まとめ

世界遺産である白川郷には、魅力的なポイントが多くあります。1年を通じて四季を感じられる景色は、白川郷独特の雰囲気だからこその絶景です。季節によって異なる顔をもつ白川郷は、いつ訪れても新たな発見があるでしょう。特に冬は冷え込む地域のため、スムーズな観光をしたい場合は観光タクシーを利用するなど、効率良く巡りましょう。

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