【伊豆国編】鎌倉殿の13人ゆかりの地を観光タクシーで巡る

鎌倉時代に生きた北条義時や武将たちの権力争いを描いた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
源頼朝が亡くなってからは、13人の家臣が権力争いを巡ってパワーゲームを繰り広げました。
手に汗を握る男たちの姿に、毎回続きが気になる人続出中!?
今回は、伊豆で巡れる「鎌倉殿の13人」の聖地巡礼スポットをご紹介します。

【4時間コース】北条家ゆかりの地を観光タクシーで巡ろう!

まずは鎌倉幕府2代目執権をつとめた北条義時や、北条家にゆかりのあるコースです。 北条義時が崇めていた「豆塚神社」や義時の嫡子・安千代丸にまつわるお寺など、義時の一生が感じられるスポットを観光タクシーで巡りましょう。

話題の「伊豆の国大河ドラマ館」を含む北条家ゆかりの地の人気スポットを聖地巡礼!

  • 三島駅
  • 三嶋大社
  • 豆塚神社
  • 北條寺
  • 北条義時屋敷跡
  • 北条氏邸跡
  • 願成就院
  • 守山八幡宮
  • 蛭ヶ島公園・頼朝像
  • 伊豆の国大河ドラマ館
  • 韮山反射炉
  • 伊豆長岡駅 
所要時間 4時間
料金 普通車 27,600円/ジャンボタクシー38,800円
三嶋大社

源頼朝ゆかりの地「三嶋大社」

「三嶋大社」は、伊豆の一の宮として、源頼朝が挙兵した際に祈願し緒戦に勝利したことでも有名な大社です。
貴重な史跡が残っているのも魅力の1つ。
天然記念物である樹齢1200年の金木犀をはじめ、重要文化財の総ケヤキ素木づくりの御殿はぜひ見ておきましょう。

「大山祇命(おおやまつみのみこと)」と「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」が祭神で、この2柱を総称して三島大明神と呼ばれています。

春にはソメイヨシノや三島桜が観られ、秋には香り高い金木犀が花を咲かせます。

スポット名 三嶋大社
住所 静岡県三島市大宮町2-1-5
アクセス JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から約12分/伊豆箱根鉄道「三島田町駅」から約7分
参拝時間 8:30~16:30(土・日曜、祝日は~17:00、宝物館は9:00~16:00)
参拝料 境内自由(宝物館は入館500円)

北条義時ゆかりの地「豆塚神社」

「豆塚神社」は、かつては男山山頂に鎮座していたという式内社です。
現在の伊豆縦貫道料金所付近である小池堀丸山から、今の場所へと移した人物が北条義時。

1221年の「承久の乱」において、約19万兵騎の鎌倉幕府軍を従えて後鳥羽上皇軍に唯一勝利したという武将・北条義時が崇めていたことから、「必勝祈願」「心願達成」の御神徳があると言われています。

全国にある神社を記載した「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」に記されている「石徳高神社(いわとこたけじんじゃ)」にあたります。

スポット名 豆塚神社
住所 静岡県伊豆の国市北江間3番地
アクセス 伊豆箱根鉄道駿豆線「韮山駅」から徒歩20分ほど
参拝時間 24時間
参拝料 なし

北条義時ゆかりの地「北條寺」

「北條寺」は、鎌倉幕府の第2代執権だった北条義時が創建したお寺です。
義時の嫡子・安千代丸が大蛇に襲われ、命を失ったときに北條寺を墓所として七堂伽藍を建立。
慶派の仏師に仏殿の本尊を作らせたことがはじまりです。

義時は1224年に62歳で急死しました。
その後、長子である泰時らによって、北条氏発祥の地であるこの寺に義時の墓を建てたと言われています。

スポット名 北條寺
住所 静岡県伊豆の国市南江間862-1
アクセス 伊豆箱根鉄道駿豆線「韮山駅」で下車/徒歩25分もしくはバス「北條寺」下車後1分
参拝時間 10:00~16:00(最終受付15:30)
参拝料 大人 500円/小・中学生 200円※25名以上 450円

北条義時ゆかりの地「北条義時屋敷跡」

「北条義時屋敷跡」は、江間公園に建てられている碑です。

伊豆の風土誌『増訂豆州志稿』に「南江間村町屋ニアリ尋常小学校ノ敷地トナル」との記載があり、現在の江間公園にあるのでは?とされ建てられたとのこと。
現在江間公園は、芝生広場やテニスコートが整備されています。

地元民の憩いの場である公園に建てられた「北条義時屋敷跡」は、北条義時の生き様を知れるスポットの1つです。

スポット名 北条義時屋敷跡
住所 静岡県伊豆の国市南江間828-4
アクセス 韮山駅から徒歩20分
北条氏邸跡

北条家ゆかりの地「北条氏邸跡」

「北条氏邸跡」は北条氏の館があった場所です。
「北条氏邸跡」を含め伊豆北条と呼ばれるここら一帯は、平安時代末期〜鎌倉時代にかけて北条氏の本拠地として使用されていました。

133年に鎌倉幕府が滅亡後、北条一族の妻や娘たちがこの地に戻ります。
その後、邸宅の跡に寺院を建てて北条氏の冥福を祈ったのが円成寺のため、「円成寺跡」とも呼ばれています。

平成8年には国の史跡にも指定され、将来は遺跡公園の建設を予定しているとのことです。

スポット名 北条氏邸跡
住所 静岡県伊豆の国市寺家13
アクセス 韮山駅から徒歩15分
参拝時間 9:30~17:00
参拝料 無料
願成就院

北条家ゆかりの地「願成就院」

「願成就院」は、阿弥陀如来が御本尊としている真言宗のお寺です。
1189年、鎌倉時代初頭に創建されました。
源頼朝の征討戦勝を祈り、鎌倉幕府初代執権の北条時政が建立。
その際に「願成就院」と称したことが始まりとされています。

時政が建立した大御堂と南塔、2代目執権の義時が建立した南新御堂、そして3代目執権の泰時が建立した北條御堂と北塔など、北條家三代にゆかりがあるお寺なのです。

スポット名 願成就院
住所 静岡県伊豆の国市寺家83-1
アクセス 韮山駅または伊豆長岡駅より徒歩15分
参拝時間 0:00~16:00 (最終受付15:30)
参拝料 大人 700(500)円・中高生 400(300)円・小学生 200(100)円 ※( )は25名以上の団体
守山八幡宮

源頼朝ゆかりの地「守山八幡宮」

「守山八幡宮」は、源氏の守護神・八幡神が祀られています。

境内にある石碑に「史蹟 源頼朝挙兵之碑」と記されていることからも分かる通り、1180年に高倉宮以仁王から平家追討任務を受け取った頼朝が「守山八幡宮」を拝んだといわれているのです。

慶長2年に造営された本殿が印象的で、毎年10月になると三番叟(翁の舞に続いて舞う役)が奉納されています。

スポット名 守山八幡宮
住所 静岡県伊豆の国市寺家1204-1
アクセス 韮山駅または伊豆長岡駅より徒歩18分
頼朝像

源氏・北条家ゆかりの地「蛭ヶ島公園・頼朝像」

平治の乱にて、平氏に負けた源氏。
源氏の血筋だった源頼朝は、14歳で蛭ヶ島に流されることとなりました。
その後、打倒平氏を掲げ34歳で軍の旗揚げをするまでの20年間を蛭ヶ島で過ごしたと言われています。

また、この地で北条政子との結婚が決まったことから、富士山を2人で眺めるように頼朝と政子の像が立っています。

スポット名 蛭ヶ島公園・頼朝像
住所 伊豆の国市四日町17-1
アクセス 伊豆箱根鉄道韮山駅から徒歩15分

北条家ゆかりの地「伊豆の国大河ドラマ館」

「伊豆の国大河ドラマ館」は、鎌倉殿の13人の放送に合わせて開館しました。
北条義時が生まれ北条家ゆかりの国である伊豆の国市ならではの物産館や、歴史コーナーを楽しめます。

韮山時代劇場内では、市内ロケを中心にメイキング映像を公開していたり、ストーリーやキャスト紹介パネルが展示されていたりと、鎌倉殿の13人の世界観を存分に味わえます。

特に義時や北条家に関する歴史や文化財は、ここでしか観られないので必見です。

スポット名 伊豆の国大河ドラマ館
住所 静岡県伊豆の国市四日町772
アクセス 伊豆箱根鉄道駿豆線「韮山駅」から徒歩4分/伊豆縦貫自動車道「江間IC」から車約8分
営業時間 9:00~17:00
入館料 一般400円、小人(中学生以下)100円
韮山反射炉

源氏ゆかりの地「韮山反射炉」

反射炉は、鉄を溶かして大砲を作る炉のことです。

「韮山反射炉」は、江戸時代の終わりに江戸川太郎左衛門英龍が幕府の命を受けて造りました。
当時は、オランダ語で書かれた書物を苦労して読み解きながら、技術の改良を重ねてつくりあげたといいます。
江戸川氏の先祖がかつて源頼朝に仕えていたことから「韮山反射炉」も源氏ゆかりの地として知られています。

鉄を溶かした反射炉で、日本に現存するのは「韮山反射炉」のみ。

1972年には世界遺産にも登録されました。

スポット名 韮山反射炉
住所 静岡県伊豆の国市中268
アクセス 歴バスのる~ら「韮山反射炉」停留所下車後すぐ
参拝時間 9:00~17:00

【1日コース】北条家と源氏ゆかりの地を観光タクシーで巡ろう!

源氏がかつて幽閉されたり自刃したり...と、鎌倉幕府に生きた男たちの人生を現在に伝えるゆかりの地を観光タクシーで巡りましょう。 同時に、源氏たちの冥福を祈り続けた北条政子の芯強さを知れることでしょう。

まったり1日!北条家ゆかりの地はもちろん、源氏ゆかりの地をしっかり堪能しよう。

  • 三島駅
  • 三嶋大社
  • 豆塚神社
  • 北條寺
  • 北条義時屋敷跡
  • 北条氏邸跡
  • 願成就院
  • 守山八幡宮
  • 蛭ヶ島公園・頼朝像
  • 伊豆の国大河ドラマ館
  • 修禅寺
  • 指月殿
  • 源頼家の墓・十三士の墓
  • 源範頼の墓
  • 修禅寺温泉
所要時間 7時間
料金 普通車48,300円/ジャンボタクシー67,900円
修禅寺

源氏・北条家ゆかりの地「修禅寺」

「修禅寺」は、鎌倉時代に北条氏が崇めたことから寺運が強くなり、堂塔が連なる大寺になったといわれています。

源範頼はここに幽閉され、その後自刃をしたとのこと。
その後も、北条政子と北条時政の謀略によって幽閉された源頼家が幽閉後に暗殺されるなど、源氏一族の悲劇をつたえる場所でもあるのです。

境内の隣には『修禅寺物語』でも有名な、頼家ゆかりの品が観られる宝物殿「瑞宝蔵」もあります。
北条政子が頼家の冥福を祈り寄進した宋版放光般若経や、頼家の最期をうつしたといわれる木彫りの古面などが展示されています。

スポット名 修禅寺
住所 静岡県伊豆市修善寺964
アクセス 伊豆箱根鉄道修善寺駅より修善寺温泉行きバス7分/終点「修善寺温泉」下車 徒歩3分
参拝時間 8:30~16:30(10月~翌3月16:00 )
参拝料 大人300円 小中学生200円
指月殿~源頼家の墓・十三士の墓

源氏ゆかりの地「指月殿~源頼家の墓・十三士の墓」

北条政子が修禅寺で暗殺された頼家の冥福を祈り、修禅寺に寄進した系堂です。
伊豆最古の木造建築物とも言われています。
堂内の中央に安置された、禅宋式という珍しい様式の丈六釈迦如来座像は、右手にハスの花を持っているのが特徴。

堂の左側にあるのが「源頼家の墓」です。
父・源頼朝の威光を継ぐ間もなく、北条時政を中心とした豪族たちの反発を買い、ついには暗殺されてしまった頼朝を祀っています。

近くには「十三士の墓」も。
源頼家が暗殺された後、頼家の無念を晴らすべく立ち上がったものの、失敗してしまい命を絶つこととなってしまった13人の男たちが眠ります。

スポット名 指月殿~源頼家の墓・十三士の墓
住所 伊豆市修善寺934
アクセス 修善寺駅よりバス10分 伊豆箱根バス・東海バス 修善寺温泉行き「修善寺温泉下車」
源範頼の墓

源氏ゆかりの地「源範頼の墓」

源頼朝の異母弟で、義経の異母兄だった源範頼。
源氏の総帥として、平家討伐の際に大きな武功を残しました。
しかし、頼朝討ち死にの誤報が伝えられ、北条政子が「範頼ある限りご安心を」と慰めたことから幕府横領の疑いを招くことに。

ついには、信功院に幽閉され、その後自刃してしまいました。
明治12年に骨壺が発見されたことから、「源範頼の墓」の存在が裏付けられ、今もなお現存しています。

スポット名 源範頼の墓
住所 静岡県伊豆市修善寺
アクセス 伊豆箱根鉄道 修善寺駅よりバス8分 伊豆箱根バス・東海バス 修善寺温泉行き「修善寺温泉」下車 徒歩12分

【2時間コース】石橋山の戦いゆかりの地を観光タクシーで巡ろう!

1180年、大量の敵に挟まれた源頼朝がついには破れてしまった「石橋山の戦い」ゆかりの地を巡るコースです。
頼朝が挟み撃ちになった場所や、平氏から隠れたとされる洞窟など、当時の頼朝が何を思っていたのかを考えながら訪れてみましょう。

さくっと2時間!石橋山の戦いにちなんだ人気スポットを聖地巡礼

  • 小田原駅
  • 石橋山古戦場
  • しとどの窟
  • 源頼朝船出の浜
  • 伊豆山神社
  • 熱海駅
所要時間 2時間
料金 普通車27,600円/ジャンボタクシー38,800円
石橋山古戦場

源氏ゆかりの地「石橋山古戦場」

「石橋山古戦場」は、伊豆・相模にいる武将の援軍を受け、約300騎を従えた頼朝が、前方と後方から多くの騎に挟まれて戦った跡地です。
鎌倉に向かう途中の石橋山では大庭景親の3,000余騎に、後方からは伊東祐親の300騎が来たといいます。

10倍を越える敵には頼朝も太刀打ちできず、ついに軍勢は破れてしまいました。
その後、箱根山中に逃れた頼朝は、真鶴から海を渡り千葉県へと向かったと伝えられています。

スポット名 石橋山古戦場
住所 神奈川県小田原市石橋
アクセス 箱根登山バス「石橋」バス停から約徒歩15分
しとどの窟

源氏ゆかりの地「しとどの窟」

「しとどの窟」は、20以上の石仏が並ぶ「土肥椙山観音像群」が印象的な地です。
天然の洞窟では、湧き水の流水音や涼しく幻想的な空間が広がり、どこか非日常さを感じられますよ。

1180年に石橋山の戦いに敗れた源頼朝が、平氏から身を隠した洞窟とも言われています。
頼朝が感じた洞窟の独特の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?

スポット名 しとどの窟
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋
アクセス JR湯河原駅から奥湯河原行バスに乗車後、奥湯河原バス停より徒歩1時間40分
源頼朝船出の浜

源氏ゆかりの地「源頼朝船出の浜」

1180年に石橋山の戦いに敗れた源頼朝。
その後海を渡り千葉へと向かう際に、船を出したのがこの浜です。

岡崎義実・新開忠氏・安達盛長らが従っていたとされていて、頼朝が無事脱出した後は、彼らの漁船は長い間税が免除されたのだとか。

夏は海水浴場として賑わっていますが、浜には頼朝の船出を記す記念碑もあるので、当時の頼朝が何を感じながら千葉を目指したのか、思いを馳せてみるのもいいですね。

スポット名 源頼朝船出の浜
住所 神奈川県足柄下郡真鶴町岩
アクセス 真鶴駅から徒歩で20分.
伊豆山神社

源頼朝・北条政子ゆかりの地「伊豆山神社」

「伊豆山神社」は、伊豆の地名発祥地でもあります。
この場所は源頼朝と北条政子が結ばれた場所のため、縁結びの神社としても知られているのです。
昔から「三嶋大社」「箱根神社」と共に「伊豆・箱根路の三社」として信仰されてきました。

江戸時代には伊豆大権現とも呼ばれていて、かつては徳川家康も参拝に訪れたと言われています。

境内からは熱海市街と海を見渡せます。
ゆっくりと参拝しながら、周辺の風景を楽しめるのも魅力の1つです。

スポット名 伊豆山神社
住所 静岡県熱海市伊豆山708-1
アクセス JR熱海駅より七尾団地方面行きバスにて約10分→伊豆山神社前下車
参拝時間 9:00~16:30
参拝料 なし

鎌倉殿の13人ゆかりの地を観光タクシーで聖地巡礼しよう

伊豆国で鎌倉殿の13人ゆかりの地を聖地巡礼するなら、観光タクシーがおすすめです。
特に鎌倉殿の13人ゆかりの地は、スポットとスポットが遠くに位置していることもあるので、聖地巡礼をする際は観光タクシーがおすすめです。

自分で観光スポットへの行き方を調べなくて良いので手間もかからず、渋滞や交通トラブルがあっても、タクシー乗務員が臨機応変に対応してくれます。

また、手荷物やお土産など荷物を持って移動するのは大変ですが、観光タクシーはその煩わしさもなく、聖地巡礼に専念できます。

快適な観光タクシーで目的の場所へと向かい、鎌倉殿の13人ゆかりの地を楽しみましょう。

伊豆国で楽しめる大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の聖地巡礼ツアー。
華やかな鎌倉時代を築いた源氏や、源氏に仕えた北条氏ゆかりのスポットを訪れることでより「鎌倉殿の13人」を身近に感じられるでしょう。

歴史や風景を楽しめる伊豆国で、鎌倉幕府の雰囲気を体感しましょう。

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