伊勢にいくならココ!観光タクシーで巡るお寺スポット

伊勢と言えば、やはり一番に思い浮かべるのは伊勢神宮ですよね。伊勢に行ってお寺を巡ろう、という発想にはなかなかならないものです。しかし、実は伊勢にも見どころのあるお寺があります。どこも少々交通の不便な場所にあるので、観光タクシーで一気に回って楽しみましょう。それでは、伊勢のお寺を紹介していきますね。

金剛證寺

伊勢神宮へ参拝したら金剛證寺にも!

朝熊岳金剛證寺は、伊勢神宮の鬼門を守る寺として有名です。伊勢神宮の奥院ともいわれ、伊勢音頭でも、伊勢神宮に参って金剛證寺に参らないのは片参り、と言われていたとか。開山したころは、朝熊山をご神体として、密教修業の地として有名でしたが、一時期衰退してしまいました。後に中興の祖が建て直し、臨済宗南禅寺派へと改められたのです。
ご本尊は福威智満虚空蔵大菩薩で、伊勢神宮が20年に1度の式年遷宮をする翌年にのみ公開される秘仏です。近年では2014年に公開されています。日本三大虚空蔵菩薩としても有名だそうです。帰りは金剛證寺の茶屋売店にある「伊勢国朝熊岳萬金飴」をぜひお土産にどうぞ。金剛證寺へは伊勢志摩スカイラインを通っていくので、伊勢神宮と合わせて行きたいなら、観光タクシーで行くと便利です。

松尾観音寺

龍神伝説と厄除けの松尾観音寺に行こう

松尾観音寺は、約1300年前に高層の行基が建立したといういわれのある、歴史ある寺院です。行基は、松尾山に雌雄2体の龍が住む2つの池があると聞き、観音像を彫ってこの地に寺院を建てました。その後、700年が経過した頃、本堂が大火事に見舞われた際、2つの池からそれぞれ雌雄の龍が出てきてご本尊を守ったという言い伝えがあり、龍神伝説として今に語り継がれているのです。
この伝説にちなんで、ご本損の十一面観音は厄除けと縁結びのご利益があるとして有名になり、今に至っています。最近、本堂の床板に龍の模様が浮かぶように見えると言われるようにもなり、この龍をなでてご利益にあやかりたい、という人が参拝に訪れているそうです。松尾観音寺も、電車からでは行きづらい場所にあるので、観光タクシーで立ち寄るのがおすすめ。龍神伝説のお寺へぜひ寄ってみてください。

四季の花が楽しめる「花の寺」太江寺

夫婦岩で有名な三重県二見浦。二見浦を臨む音無山に太江寺は佇んでいます。太江寺は、1200年前に建立された真言宗の古寺です。花の寺として有名で、四季折々の花が楽しめますが、特に春には藤をはじめ、つつじやシャクナゲなどが見られ、美しい花を見に訪れる人が後を絶ちません。
また、少々変わったところでは、動物に縁があるとの事から平成に入ってペット専用のお寺「愛受院」が建立され、ペットの健康祈願も行ってもらえます。また、境内にはお寺の宿坊としてユースホテルも併設されていて、格安の値段で宿泊が可能です。太江寺は音無山にあり、交通の便が不便ですので、他の観光スポットと併せてまわるなら、観光タクシーでの参拝が便利でしょう。

海上守護の信仰を集める正福寺

最後は、少し伊勢からは離れていますが鳥羽市の正福寺を紹介しましょう。正福寺は、青峯山の頂上にある高野山真言宗のお寺です。海上守護のご利益があるとして、海に関連する仕事をしている人たちからは深く信仰されています。海上守護のお寺らしく、本堂には、船の絵が描かれた絵馬が多くかけられていて、遭難しかかったところを仏に救われた、という絵馬もあるなど、ユニークな絵柄が多いのが特徴です。
旧暦の1月18日には、初観音の日にちなんで御船祭が華やかに執り行われます。御船祭には、大量の大漁旗が掲げられ、彩り豊かな旗の競演が見られるそうです。もしも機会があれば、御船祭に参加してみるのも楽しいでしょう。正福寺は、他の観光スポットからは離れた場所にあり、山の上に位置しているので、観光タクシーで楽々お参りがおすすめです。山頂にはありますが、正福寺までは車で行けますよ。

観光タクシーで行く伊勢のお寺、いかがでしたか?どうしても伊勢は神社が多く、お寺は目立たなくなっていますが、個性豊かなお寺も見ておきたいですね。伊勢旅行の参考にしていただければ幸いです。

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