観光タクシーで楽しむ栃木のおすすめ観光スポット5選

2022/10/26

栃木には様々な観光スポットがあり、関東地区出身の人にとって「遠足で訪れる場所というイメージを持つ人も多いでしょう。大人になってから訪れると、子どもの頃に遠足で訪れた時とは異なる魅力を再発見できる可能性が高いです。そこで、タクシーで栃木の観光スポットを巡るメリットと、観光タクシーだからこそ訪れたいスポットを紹介します。

観光タクシーのメリット

自家用車で観光スポットを巡りたいと考えていても、高齢ドライバーは運転に不安を抱いたり、運転手になる人が食事の際にお酒を楽しみたかったりする場合があるでしょう。観光タクシーは、事前に予約をしておけば駅まで迎えに来てくれるほか、モデルルート以外のおすすめの観光スポットを紹介してくれることもあります。

元のタクシードライバーだからこそ分かる人気のスポットや見どころも合わせて案内してほしいという場合には、自家用車よりもタクシーを利用して観光した方がメリットが大きいです。次に、実際に観光タクシーを利用した場合のモデルルートを紹介します。

日光駅へお迎え～日光東照宮へ

日光東照宮は日光の社寺の世界遺産であり、栃木県をタクシーで観光する際にはずせないスポットです。
400年前に建てられ、多くの建物は建築から20年後に徳川家光が建て替えたとされています。
日光東照宮には徳川家康が祀られており、眠り猫や三猿といった彫刻も見どころだといえるでしょう。
また、竣工された陽明門もチェックしたいポイントの1つです。歴史を感じながら、美しい彫刻を堪能できます。

日光のなかでも有名な華厳の滝

日光には非常に多くの滝が存在しますが、観光スポットとして人気なのが華厳の滝です。男体山が噴火したことでできた中禅寺湖の流出口であり、最大水量はおよそ30tと迫力があります。滝は観瀑台から、湖はクルージングをして楽しむのが良いでしょう。穏やかな湖は紅葉が美しく、遊覧船を利用して鑑賞するのもおすすめです。

次に、休憩できる龍頭之茶屋へ向かいます。龍頭之茶屋では、雑煮や龍頭之茶屋の銘菓の「ひぐらし餅」を楽しめることが魅力です。おやつの和菓子を食べて休憩したら、次の観光スポットへ案内してもらいましょう。

ハイキングコースもある戦場ヶ原

中禅寺湖をめぐり、男体山のと赤城山の神が戦った場所として名前が付けられました。以前は湖でしたが、現在は湿原化しており、およそ400ヘクタールと非常に広いことが特徴です。湿原を1周するように自然研究道路が作られ、所要時間2時間程度のハイキングコースも整備されているので、体を動かしたい人や自然を満喫したい人におすすめできるスポットだといえます。

また、およそ350種類もの植物が存在し、沢山の野鳥の姿も観察できるので、生き物や植物を観察したい人や、子ども連れでも楽しめるでしょう。男体山を背景にした広い湿原を一望できる場所も複数用意されているので、四季折々の表情を観察できます。

朱塗りの優美な神橋

男体山をまつっている二荒山神社にあり、日光山内の入口に存在する木造朱塗りの橋です。勝道上人が奈良時代に日光山を開く際、深沙王（じんじゃおう）が2匹の蛇を放ち、蛇の背から山菅（やますげ）が生えて橋ができたという伝説があります。そのため、山菅の蛇橋（じゃばし）や山菅橋ともいわれることが特徴です。

なお、鮮やかな朱塗りを施されたのは寛永13年の東照宮の大造替のタイミングであり、明治35年には洪水で流されました。しかし、明治37年に再度造られ、現在では日本三大奇橋の1つでもあります。

観光タクシーで日光の有名スポットを巡ろう

タクシーで観光をすることで、自分や家族に負担がかからず、観光スポットを満喫することにつながるでしょう。
また、時間を無駄なく効率的に使って、様々な観光スポットを巡れることもメリットだといえます。
例えば、戦場ヶ原は、日光駅もしくは東武日光駅からバスでおよそ1時間かかりますが、観光タクシーであれば様々な観光スポットを巡りながら訪れることが可能です。
バスの時刻表をチェックする必要もなく、時間を有意義に使えるでしょう。